西山浄土宗光明寺
長岡京市にある西山浄土宗の総本山「光明寺」は、法然上人が初めて念仏の教えを説いた地とされている。法然上人が比叡山延暦寺を下り、浄土宗を開き、その20年後にこの地に念仏の法門を説いたことで「浄土門根元地」といわれている。のちに四条天皇が「光明寺」の勅願をあたえ寺名を改めたという。京都西山に脈々と法然上人の西山義が伝わっている。
本堂には、本尊である法然上人像の「張子の御影」の両側に西山浄土宗の礎を築いた高僧の像が並んでいる。前回にも記したが、蝋燭に灯がおちていたので残念ながら張子の御影は見えなかった。高僧4像は見ることはできた。撮影禁止なので木板に書かれた名前だけは許可を得て撮らせていただいた。
阿弥陀如来立像
本堂横にある法然上人の像
リポート&写真/ 渡邉雄二