先日の雨の日に大阪府池田市の佛日寺におじゃました折に、境内に蓮や睡蓮、タイタンビカス、そしてソテツの花が咲いていた。
雨だったのでタイタンビカスは残念ながら、咲いた花が垂れ下がり萎んでいた。この姿も美しいが、切ない。それを見て、和尚が晴れの日に撮ったタイタンビカスの写真を送ってくれた。雨の日とは違い生き生きとしている。
そして、蘇鉄に珍しく大きな花が咲いていた。実のように見えるが、これが花。10年に一回程度しか咲かない花で、開花は希少のようである。それを見ることができたのはラッキー。
タイタンビカスのピンクと赤
蘇鉄の花
花は土から生まれ、土に帰りまた花を咲かせる。人は亡くなれば土に帰る。人の命が大事なように、花の命もまた尊い。花をじっと見ていると、楽しい。花もまた私を見ている。時として花と視線があうことだってある。そんな時に、話しかけてみる。声を出すときもあれば、心で囁くときもある。そして花の声を聞く。
リポート&写真/ 渡邉雄二・佛日寺和尚
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
尾道・文化紀行 https://asulight0911.com/hiroshima_onomichi/
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます