一昨日の未明から昨日にかけ、京都の東山は白銀の世界になった。
春への移ろいに気候の変動のひとつ「三寒四温」を繰り返していたが、3月になろうというこの時季に寒の厳しさを味わっている。
この寒さに震えながらも、京の雪をみると “こころ躍る” ものを感じる。濁色の屋根や木々が一変して白の世界に。景色が一夜にして変化し、美しい姿を見せてくれる。
写真の風景は、京都 哲学の道沿いにある「光雲寺」の雪景色である。この寺院の境内にある日本の伝統美を誇る「看月亭」と「閑雲庵」というお宿のオーナーの方が、哲学の道から撮影された景色。「朝起きたら外は真っ白」というトキメキに早朝の雪景色を撮影されたものである。それをフェイスブックに掲載されているのを拝見し、承諾を得てここに転載している。
この光雲寺の庭は、近代日本の庭園の先駆者とされる小川治兵衛の作庭によるもので、東山を背景に均整のとれた庭園だけに、覆われた白銀で日本の伝統美が極められているように見える。四季折々の表情をもつ庭の凄さと美しさを改めて感じる。
もう一つ私の目に留まった写真が、かぶさる雪の中からのぞく紅色の一枚。梅は雪があってストーリーを創りだすものと思っている。このストーリーは次回に予定している。
リポート/ 渡邉雄二 写真/ 根岸良子さん
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