本堂と三重塔などがある境内
むかしは子供たちの遊び場、大人の憩いの場として親しまれた寺院、いまでは残念ながら非日常空間化している。時世がかわり、環境や慣習などの変化により昔のような寺院としての存在感は薄れている。“宝のもちぐされ” といわれても過言ではない。
その中には、ヒトやモノの財産、もっと広げるなら教育や宗教、さらに美環境や良き慣習、文化芸術がわんさと詰まっている。爽やかな空気や風までが揃っている。身近にこんなところがそうあるわけではない。
先日来より「魅力あふれる法楽寺」と題し紹介している大阪・東住吉区にある「法楽寺」を訪れたときに、いままでに体験したことのない空気を感じた。住宅地のなかにある庶民目線の癒しの場感覚をもつ寺院である。“おもしろい” とついつい口から発せられるほどの、トキメキ感を味わった。こんな庶民の町に、と思えるほど、仏教的な環境はもちろんだが、学びの環境、楽しむ環境、美的環境などが、この一角に凝縮されている。住宅地のなかでそれらを一堂に味わえる伽藍はそう多くはないだろう。僧侶の修行の場でありながら、開かれた寺院を感じさせる独特な雰囲気をかもし出していた。
そんな雰囲気を楽しんでもらうために写真でも紹介する。
三門をくぐると正面に「金剛界大日如来像」が祀られる三重塔が建つ
本尊「不動明王」が祀られている本堂
樹齢850年の楠の前にある学びの小屋「くすのき文庫」
小さな美術館「リーヴスギャラリー小坂奇石記念館」
本堂の裏に広がる日本庭園
庭園のなかにある「茶室」
水かけ不動尊
境内に朱の鳥居がならぶお稲荷さんがある
リポート&写真/ 渡邉雄二
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