静から動へ、そしてふたたび静へ。その短い動きの流れのなかで、ほんのわずかな一瞬、動きが止まる。静止の瞬間(間)がある。刀剣と体(心)が一体となったとき、そこに美の姿が生まれる。そんな印象をもった。
法楽寺のたなべ不動尊大祭で奉納された居合術。居合を実際に見たのは、このたびが初めてである。動きの中から美しい瞬間を創りだす芸術のように思えた。武道の一つではあるが、 “日本の心と美” を感じさせる心技美の一体の世界ともいえる。この居合術に惹かれ多くの外国人が、日本や母国で稽古に励んでいるという。
このたびの奉納に参加した居合道の方たちは大阪の道場の塾長はじめとする日本や海外の塾生の皆さん。米国や豪州からこのたびの演武披露に駆け付けたというから、その熱の入れようは半端ではない。
この一日は、日本独特の伝統文化の根底に流れる、静と動、その礎になる心を鍛錬する大祭だったような気がした。
リポート&写真/ 渡邉雄二
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