これからの季節は心や体を動かす催しやイベントが多く企画されている。今朝のニュースではハワイなどへの海外旅行が復活するようなことを伝えていた。コロナ禍ではあるが、経済へのプッシュアップが本格的に始動するようだ。
コロナ禍で遅延していた「尾道映画祭」が6月に開催される運びとなった。映画好きな者には嬉しいことである。そして、以前から企画し進め、楽しみにしていた地域に密着したイベントが5月に開催される。
その一つが、宝塚市の平林寺で開催される「ひらりんフェスティバルin平林寺」というイベント。落語をメインに、写経や写仏の体験会や三味線演奏そしてバイオリン漫談など盛りだくさん。寺院イベントということで僧侶による仏教を分かりやすく説いた紙芝居や説法なども聞けるといった地域に密着したお祭りが開催される。筆者も写仏体験会をさせていただく。
5月22日(日) 宝塚市・平林寺イベント「ひらりんフェスティバル in 平林寺」
もう一つが、これも寺院での落語会「佛日寺寄席」。こちらは落語のまち・池田市ならではの「社会人(アマチュア)落語会」。池田では毎年、「社会人落語日本一決定戦」が開催され、そのチャンピオンやファイナリストの経験者が高座をつとめる落語会である。佛日寺を開山した隠元禅師の350年大遠忌を記念して行われる。
5月29日(日 ) 池田市・佛日寺イベント「佛日寄席」
地域活性化の進めていくには、その地域の歴史や文化をひも解くことが必要である。そのカギを持つのが「神社」と「寺院」。それを核に地域の慣習や成り立ちなどを掘り起こすことによって地元地域への関心が深まり、 “我がまち” としての愛や誇りが生まれてくる。
そんなことを思いながら寺院や地域の活性化につながればと期待している。
リポート/ 渡邉雄二
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