先日、久しぶりに大阪 天王寺まで行った。
ご存知のとおり日本で一番高いビル、「あべのハルカス」があるところ。
数年前からあべの筋など、この周辺が変わりつつある。
天王寺、阿倍野界隈は大阪南地域に位置し下町中の下町として
”大阪らしさ” が残る地域である。
しかしながら、地域開発が徐々に進み、
下町の風土、情緒、雰囲気、街並みが消え去ろうとしている。
むかしから天王寺といえば「チンチン電車」が走る町として馴染み深い。
あべの筋は、いまでも堺方面までチンチンと警笛を鳴らしながら路面を走っている。
これが、目に見える大阪の残り名物であるかのように
誇らしげに今日も私の目の前を走り抜けて行った。
一部あべの筋沿いや路地裏のお店は昔ながらの雰囲気を残しているが、
その灯火がいつの日か消えていくと思えば寂しい気がする。
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