ライブ インテリジェンス アカデミー(LIA)

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大山門の四天王をみても、お大師さんの存在感が伝わる

2020-12-15 14:10:05 | 文化想造塾「神社仏閣」

仲見世通会の商店街から正面に平間寺(川崎大師)の大山門が見える。コロナ禍で商店街参道は閑散としていた。

大山門は堂塔、伽藍を囲む浄域結界の総門で、そのなかに東西南北から本尊を護る守護神として、仏教における天部の神である持国天、増長天、広目天、多聞天の4像が安置されている。すべて甲冑をまとい刀剣を携え、仏敵を威嚇する姿である。

多聞天は、日本では四天王の一尊として造像安置する場合は「多聞天」と呼ばれ、独尊像として安置する場合は「毘沙門天」と呼ばれている。

真言密教寺院である京都 東寺の立体曼陀羅を見ても分かるように、大日如来像を中心に如来像、菩薩像を囲むように四天王が安置されている。

コロナ禍といえども、正月三が日は初詣には疫病退散祈願などで賑わいを見せるだろう。

やはり、篤い信仰を集めるお大師さんの存在感がヒシヒシと伝わってきた。

 


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