仏画を描くことの楽しさに加え、般若心経やお経などを仏画に重ねていくことで
仏画曼荼羅の活動意図が少しずつだが見えてくるよう。
寺院参拝で、いままでとは違うものが目に入るようになった。
そんな声が皆さんから聞こえてくる。
仏像の姿や顔や形など、そしてその仏像の役割などに興味を持つキッカケになるようだ。
毎回、課題はあるものの、その表現は自由に。という趣旨でさせていただいている。
が、 “自由” というものは難しい。自分で探すことが必要になってくる。
それを楽しいと思えるようになっていただければ嬉しい。
今回の作品群はそれを感じさせてくれるものばかり。
そのひとつが、各教室とも伊藤若冲が描いた釈迦三尊像(国宝)の釈迦像にチャレンジ。
古いものなので、模様や線などが不明瞭になっている。その部分は、それぞれが創作していくのである。
また、それぞれのタッチで描くので顔の表情も違ってくる。見ていて楽しい。描いた方の作品になっていく。
他では、十二天部に属する日天と月天を両サイドに描き、その中央の空白に独自で何かを表現するように指示。
そうするとこのような作品(写真)を持参された。また一歩前に進んだように思う。
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