ライブ インテリジェンス アカデミー(LIA)

日本の伝統文化の情報を国内外に配信していくための団体です。 その活動を通じ世界の人々と繋がっていく為の広報サービスです。

仏画と文字を重ねることで違うものが見えてくる

2021-12-06 15:03:29 | 仏画曼荼羅アート

仏画を描くことの楽しさに加え、般若心経やお経などを仏画に重ねていくことで

仏画曼荼羅の活動意図が少しずつだが見えてくるよう。

寺院参拝で、いままでとは違うものが目に入るようになった。

 

そんな声が皆さんから聞こえてくる。

仏像の姿や顔や形など、そしてその仏像の役割などに興味を持つキッカケになるようだ。

毎回、課題はあるものの、その表現は自由に。という趣旨でさせていただいている。

が、 “自由” というものは難しい。自分で探すことが必要になってくる。

それを楽しいと思えるようになっていただければ嬉しい。

 

今回の作品群はそれを感じさせてくれるものばかり。

そのひとつが、各教室とも伊藤若冲が描いた釈迦三尊像(国宝)の釈迦像にチャレンジ。

古いものなので、模様や線などが不明瞭になっている。その部分は、それぞれが創作していくのである。

また、それぞれのタッチで描くので顔の表情も違ってくる。見ていて楽しい。描いた方の作品になっていく。

他では、十二天部に属する日天と月天を両サイドに描き、その中央の空白に独自で何かを表現するように指示。

そうするとこのような作品(写真)を持参された。また一歩前に進んだように思う。

 


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