ライブ インテリジェンス アカデミー(LIA)

日本の伝統文化の情報を国内外に配信していくための団体です。 その活動を通じ世界の人々と繋がっていく為の広報サービスです。

この花は?

2018-10-22 22:25:38 | 趣味
お茶の花。



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路面にお茶の花が咲く。

2018-10-20 10:15:31 | 一茶庵「易社」
前回の稽古は、蓋・扉をはめこむために溝がひいてある箱もの
「倹飩(けんどん)」に収められたお道具を取り出すことから始まった。
お茶は雁が音で、淹れ方は掌(たなごころ)。雁が音のまろやかさを味わいながら三煎まで淹れ味の変化を楽しんだ。

今回のお軸は、写真にあるように木の枝に美しい鳥が留まっているもの。木には白の花が咲いている。
いつも通り、"これはなんという木ですか"と宗匠が尋ねた。うぅ〜、唸る声がもれるだけ。
"白い花が咲く木ですよ"といわれても想像がつかない。唸り声に業を煮やされあっさりと「お茶の木」と解答された。
お茶の木に花が咲くの?と疑問が湧いた。茶畑からでは想像がつかないが、美しい花がお軸の中で咲いていた。
枝に留まる青色鮮やかな鳥は「瑠璃鳥」だということらしい。

さて、このお軸の画のモチーフは、中国 楚の文人、陳璵義(チンヨギ)の詩なのだろう。

伊軋籃輿不受催,湖南秋色更佳哉。青裙玉面初相識,九月茶花滿路開。

籠から眺める湖南の秋は美しい。
道沿いにさくお茶の花は満開、地元の青いスカートを履く女の子と楽しい会話もはずむ。
という意味になる。女の子を瑠璃鳥にたとえ描いているようだ。
湖南のお茶はいまも有名である。雁が音のまろやかさが湖南の秋を膨らませてくれた。





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その界を彷徨う。

2018-10-18 14:42:55 | 文化想造塾「神社仏閣」
建仁寺の方丈には海北友松(かいほうゆうしょう)の襖絵が50面ほどある。
この襖絵も見応えがある。依鉢の間「琴棋書画図」、檀那の間「山水図」、室中「竹林七賢図」、書院の間「花鳥図」、礼の間「雲龍図」などなど。(すべて高精細複製/和紙に印刷)

ずっと眺めていると、その界を彷徨っているような錯覚になる。それもまた楽しい。













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風神雷神図屏風の妙景。

2018-10-16 11:30:40 | 文化想造塾「逸品殿堂」
建仁寺。好きなお寺の一つである。
気が向いたときに気軽に参拝できる場所にある。
四条通り花見小路を南に下ったところ。花街を散策しながらだから楽しい。

建仁寺は臨済宗の禅寺である。1202年将軍源頼家が寺域を寄進し栄西禅師が開山したお寺である。
建仁寺の魅力は、言うまでもないが禅寺特有の静寂さに銘庭や国宝級の襖絵や屏風、
そして天井双雲図が身近に楽しめる。日本文化の贅を尽くした最高の空間である。
今回もまず目を引いたのが「風神雷神図屏風」。何回みても美しい。

本物は京都国立博物館に寄託されているが、レプリカではあるが、俵屋宗達の最高傑作として堪能できる。
特に、潮音の庭を通して眺める風神雷神屏風は妙景である。
少しの間でもここに身を置けることは命の洗浄になるような気がする。












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大劇場のお披露目、真近か

2018-10-15 14:25:15 | 文化想造塾「逸品殿堂」
工事のフォローが取れ、化粧された京都南座の顔が見えてきた。
南座発祥四百年の改装工事がほぼ終了。
新開場記念の第一弾が11月から始まる「當る亥蔵 吉例顔見世興行」。
側面や窓枠、取っ手など随所に伝統工芸細工が施されている。
歴史と伝統を感じさせる大劇場のお披露目が間近に迫っている。









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