車が無いと可哀想か

ブックマークさせてもらっているブログで
面白い記事が紹介してあった。
２０代は酒を飲まない・車を買わない、可哀想な世代だそうだ。
ずいぶんお節介な記事だという印象なだけに
ズラッと並んだ反論コメントのいくつかを読んで共感した。

この記事は車と酒を「自己投資」と言っている。
で、若いうちから貯金するのはその逆だと。
自己投資と言う言葉を「勉強」と解釈すれば
酒を飲んで酔っ払って道端や電車で寝転がったり店で暴れたり
する事のどこが「自己投資」なのか疑問。
社会に迷惑をかけちゃいけないと言う事を学ぶのかもしれないが
そんな反省は他でも体験できるでしょう。
得る物は当然それだけじゃない場合もあるだろうけど
自己投資は必ずしも酒じゃなくてもいいんじゃないか？

車だってそうで、ただ移動やら昔のようにカッコつけの道具
にしているだけではリターンが得られる自己投資にはならない。
もしあるとすれば、一歩深く掘り下げる努力に対してであって
車に関係することである必要は全然無いわけだ。

たぶんそんな事は前提に書かれていると思う。

ソコソコ真面目なら社員になれて、何となく会社へ行っていれば
ソコソコ可処分所得が入って３年ごとに新車を買えた時代があった。
酒や車に関係する共有関係が社会性を多少は育てていたとしても、
金を使ってた人全てが自己投資だったわけじゃないはず。
使わなきゃ始まらないという考え方も当然あるんだろうけど。

全くの想像で申し訳ないが、
結局求める物は同じなんじゃないだろうか？
金が余っていればムダに使うだけだったり、
金が無いからできるだけ何もせずに貯金をする。
表面的に違うだけでやらない人はやらないと思うのだが。