脱落

災いは忘れた頃に来る、と言うほどのことじゃないかも知れないが
給油口のカバーパネルが脱落した。
買ったときにすでに下側のヒンジが割れていて針金で補修し、
上側も時間の問題だと思っていたけど給油の時に頭の隅に
よぎる程度で最近はほとんど忘れていた。
まあそれから５年以上持ったのはなかなかのものだろうか？
交換したら高そうだからどうやって直そうか。
下側のようにヒンジの付け根に隙間があれば針金を通して
対処できるんだけど。

本

ここ数日で職権乱用という車物エッセーを途中まで読んで
生意気にも「なんかつまんねぇ」という感想が浮き上がった。
５年前に読んでいればもう少し違った印象を受けたと思うが
自分が以前より現実主義になっている事が大きいかも。
「苗場プリンスの車寄せで一番カッコイイ車」という題名を見ても
興味が沸いてこないのだ。

試しにとても面白かった自動車ロンという本を読み返してみたが
今読んでも印象が同じなのは、評論だけで終わらないふざけた文章と
突然出てくる難しい熟語や工業技術論に意表を突かれるからだろう。
それに比べるとユーミンの夫が書いたこの本は、
車に興味が無い人も対象に娯楽色がメインだからどうしても薄味。

それと、
買ったときにしおりが挟まっていたページが偶然にも
ウチのと同じルノー車についてで、
その中にどう考えても誇張した表現が目についてしまった。
「峠がめっぽう速い」ということは無いと思う。
最初に読んだのがこの記事だったので、なんだかなぁという感じ。
でも文章から実際に乗っていることは解るので良心的な方だと思うが。

確認

ちょっと調べたくなったので徒歩で近所の本屋へ。
ＭＲ－Ｓのサスペンションアームはどうなっているんだろうか？
ＡＷ１１が世に出てから十数年後に発表されたわけだから
同じような貧弱なアームじゃないはず。
目当てのシリーズ本の中からＭＲ－Ｓを見つけて
下回りのアングルを探したけど真下からの写真は見つからず
かろうじてボディ横から覗き込むような写真があった。
横から見た感じは案の定ＡＷ１１の単純なＩ型とは全然ちがう。
いかにも余裕がありそうな太いヤツが湾曲しながら車軸方向に
延びていた。
同じサイズとはいえ、流石にＳＷ２０を挟んで出てきただけあって
そこら辺は対策してあるんだろうか。
でもフロントは横から見た感じがＡＷ１１と似たイメージで
スタビの取り付け部が長穴になっているくらいの違いに見えた。
けど同じってことは無いんだろう。
こちらはアームの見える写真が無かった。

やはり良いじゃん

心地よい風を受けながらあきる野インターを上がって行く。
夜の１６号と並んで数少ないＡＷ１１のスイートスポットを
味わえるポイントだ。　
ここのところ気になる車が日替わりだけど、ここを走るときの感覚は
フロントエンジン車では味わえないその良さを再確認できる。
その上、都道が込んでいるとき１区間だけ乗ると店舗の多い地帯と
踏み切りを避けられて、うまくいけば４～５分短縮できるのだ。

高速に乗ってから微妙なハンドルの揺れに気がついたので
車庫に戻ってホイールを確認したら想像通りバランスが無くなっていた。
この区間を走ってバランスの飛びに気がついたのは２回目で
不思議と他の高速道路で発見することが無いのは
路面のせいなのかも知れない。
バランスを取るついでにホイールも物色するか。

塗料

高反射率塗料という物を報道ステーションで紹介していた。
建物や地面にそれを塗れば蓄熱が少なくなるためヒートアイランドを
緩和でき、エアコンの電力節約で電気代とＣＯ２を削減できるという
優れものだ。
見たところ３０％くらいの緩和という感じだろうか。
夏場のＡＷ１１地獄を考えるとこの塗料でオールペンしたい
などとクダラナイ事を考えていたら、車用もシッカリ実験中らしい。
「環境に良い」としきりに言っていてドンドン広めようという感じの報道
だったけど溶剤は何を使うのだろう？
ビルや校庭の相当な範囲を一気に施工した場合を想像すると
ＣＯ２削減のためとはいえ、施工している間は近所の住民が
ＶＯＣに悩まされるなんて事はないのだろうか？

いいですねぇ

朝、近所に住んでいる人に「いいですねぇコレ」
とＭＲ２に向け突然声を掛けられ、しばし車の話をしたら
少し愛着が復活した。
とはいえ、
近所の販売店にシルバーの先代ＰＯＬＯ前期型があったので、
出先から帰る途中廻ってみたらすでに展示されていなかった。
興味を持つとすぐにSOLD OUTになるのはたしか４回目だったか。
朝の事といい、まるでＡＷ１１を乗り続けることに導かれているような感じ。

でもそんな事はない。
自分の好みがたまたま人気車なだけということ。
ＥＫシビックは1.3や1.5でもＭＴは確実に動いている印象だし　
先代ＰＯＬＯ前期型のシルバーは限定車でしかも無難な色というためか
ワインやブルーより人気あるんだと思う。

脚ふにゃ

「脚柔らかいッスね」
出勤途中で後ろに着いた同じフロアで仕事をしている同僚が
意外な言葉を言い放った。
たしかに今まで後ろが柔らかく感じていたけど、それは
てっきりタイヤとボディのせいだからロールは大してしていないと
思い込んでいたので目からウロコが落ちた感じがしたわけだ。
この車、ガチガチにしたほうがリスキーとはいえ絶対面白いと思う。

とりあえず帰路にあるチェーン店に寄ってショックアブソーバーについて
話を聞くと、交換はできるがアライメント調整をする設備が無いとの話。
リンクの少ないストラットでも狂いやすいのか質問すると
ありえることと、アライメント調整は計測よりも経験が重要なので
大きい声では言えないがプロショップの方が価格は高くても
安心ですよという信用できるコメントだった。
なので交換は先送り。

最近は目先の利益よりも信頼関係を持とうとする店が増えたのは
歓迎すべきことだ。
時代が時代だけに面倒なトラブルも多いんだろう。

並んでる

ガソリン価格が徐々に下がり始めている今日この頃。
新青梅街道沿いにあるホームセンター内にあるセルフは
レギュラー１５９円で近辺より安めの設定になっていた。
かなり安く感じたけど、入れずにそこを後にして途中で寄った
いつものＧＳもカード会員１５９円と、昨日ＭＲ２に給油したときより
３円ぐらい下がっていた。

そのホームセンターで入れなかった理由はサイト整理員の掲げている
プラカードに待ち時間４０分と書かれていたから。
２階の喫煙所から見ていて一瞬目を疑ったけど誘導されている車が
次々に列を作って行き、その列が横に５列以上あったので
給油ガンが５台分程度で平均３分とすると１列１０台として６分だから
確かに３０分は待ちそうな感じ。
ここの給油所は過去の値上げのときも近郊ＧＳと揃えていなくて
独自な運営なのが口コミで浸透しているのだろうか？
ここまで書いて気がついたのは
４０分と明記されても並ぶということは家族が買い物してる間に
自分はゆっくり車の中というパターンなのかも。
それなら自分でも耐えられそうだ。

塗装

リアフェンダーの穴埋めと塗装が無事？終了して
昨日今日でコンパウンド研磨したのでマッドガードを
取り付けた。
あれほど日数を掛けて処置したのに、仕上がりは今までで
最低と言えるほど凸凹が残ってしまった。
サビに関しては念入りに進めたので期待できるけど
根本的にやり方が悪いのか、目視と手触りの印象よりも
だいぶ違うことが塗装して初めてわかった。
でもやり直すだけの根気が今は無い。
素直に同級生の板金屋に出せば良かったかもしれない。
苦労しただけの満足感をこの車はもたらしてくれるだろうか？
車はただの金属だけど気持ちが伝わることを期待しよう。


さてと、秋のドライブに行こうか。