古ーいMR2のはなし

黒バンパー初期型AW11

ちゃんとしようかな

2015-05-16 21:40:34 | AW11
昼食に注文したピザが到着。
配達のお兄さんはマニュアルをキチンと練習したと思われるしっかりした対応。
「ここのピザ屋は良い人材を採用しているな」と思いながら一通りのやり取りをしたあと
「個人的なことなんですが」とお兄さんが目を輝かせながら言ってきた。
「あの車・・カッコイイですね」
「おお、ありがとう」と自分。「でもトヨタだよ」
どうやら車名を知らないらしかったので、MR2だよと教えてあげた。
とても若いのに、車が好きだけどまだ買えないと言っていたその純粋な瞳は夢いっぱいという感じで
なんだか自分の若いころを思い出してしまった。

いつも思っているのは、若者の車離れじゃなくて、欲しくなる新車が無いだけなんじゃないか
今は買えなくても少し頑張れば実現可能な身近な夢という価格帯に対象が無いことで
子供の頃のおもちゃ、ゲームに登場するマシンやラジコンから続く夢がプッツリと断たれているとか
あとは収入の減少と趣味の細分化で、高い費用を掛けてまで車を所有する人が激減しているとか
当たらずも遠からずという気がするな。

今日のような事があると「金掛けたばかりだから手放すのはもったいない」とか
「金掛けてもいつか手放す時が来るからもったいない」とか考えてた自分の物欲が少し情けなくて、
せこい事考えずに再生しようか、とか、この先また趣味性の高い車が出てきそうだから
積極的に新車を買って手放せば若い子が安く乗れるじゃん、とか考え始めてます。
純粋な人には弱いです、自分。

コメント
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