一韶の俳句ブログ

俳句を詠うのは自然・私・家族・夢や希望・社会など。読む時はどんな解釈が浮かぶか読み手の経験や生活によって様々

嘘多き女可愛いや初詣    遊石

2011年01月05日 | 新年

116

 

嘘多き女可愛いや初詣    遊石

 

「我が町の遊び人」と自他ともに称される作者。ようやく最近になって、遊び人の前に『元』が付くようですが、俳句には当時の面影が彷彿として、可笑しいやら羨ましいやら、男なら一度は味わってみたい境地です。

 

 借りたものを返すと言って返さないような嘘は困りますが、過去の自慢話や法螺話はこちらが知らないだけに、本当にも嘘にも聞こえます。被害がないから、本当かどうかと深刻にはなりません。

 

 そういう法螺話をする人、まわりに時々いますよね。最初は警戒しますが、付き合っていると意外と善良な人が多いようです。

 

 まして、それが若い女性だったら、許すどころか確かに可愛いと思うかもしれませんね。

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする