一韶の俳句ブログ

俳句を詠うのは自然・私・家族・夢や希望・社会など。読む時はどんな解釈が浮かぶか読み手の経験や生活によって様々

開き直りこそが秘訣  その3

2011年01月20日 | つぶやき

 さて、季語には、、素敵な言葉があります。今回の兼題は、「山眠る」です。

 

春は、「山笑う」夏は、「山滴る」秋は、「山装う」そして冬は、「山眠る」

これは、4つセットで覚えましょう。

 蛇足です。ご存じでしょうが、もう一つのセット。色も

青春・朱夏・白秋・玄冬(げんとう)

玄は、玄人(くろうと)と言うように黒のことです。たしか五木寛之さんの小説にこのタイトルの4部作がありました。

 

山眠るスカイツリーの見えぬ町   パピー
朝日受け眠れる山も薄目開け
大寒やモクモクモクとサウナ風呂

遠景の塊となり山眠る         優
夕日受け影絵となりて山眠る
故郷よ瞼の奥に山眠る
懐かしき校歌の中に山眠る
友の父母天に召さめし山眠る

 

コメント (10)
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