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婿殿に王手をかけて初笑い 百杉
私は、ヘボだが囲碁も将棋もやる。最近はあまり実戦しないが、NHKの囲碁と将棋は、毎週欠かさず録画して見ている。プロ棋士たちの戦いや解説は、難しいが実に面白い。
しかし、プロと私アマチュアとの差は歴然で、相撲で言えば、横綱白鵬と私との差だ。つまり、白鵬が軽く触っただけで、私は倒れてしまう。
さて、将棋は、相手の王様を取ってしまえば勝ちとなるのがルール。王手というのは、「あなたの王様を次の一手で取りますぞ、逃げなされ」逃げられなければ負けだ。
私達ヘボは、ヘボ同志だから、これが又実に楽しい。まして、相手が「婿殿」となれば。作者は、王手を掛けてにんまりと笑ったのではない。きっと「がははは」と大笑いしたに決まっている。
しかし、百杉さん、油断大敵です。ほらほら、逆王手が掛かりそうです。