一韶の俳句ブログ

俳句を詠うのは自然・私・家族・夢や希望・社会など。読む時はどんな解釈が浮かぶか読み手の経験や生活によって様々

124   新しき布巾の白さ寒の水    洋子

2011年01月13日 | 

今年の寒は、小寒の1月6日から大寒の20日まで。又は立春までのおよそ30日間を言うこともある。

 

 一年で最も寒さの厳しい時期だが、四月の気温だったりすることもある。

 

 さてこの句、暮に用意した真新しい布巾を、年が明けて下ろす。それも寒の水にである。寒の水の透明感と、白い布巾の清潔感がマッチしている。

 

 近年、ボイラーやエコキュートなどの温水器が各家庭の隅々に及んでいる。我が家も4年前、ようやくお湯が使えるようになった。

 

 とはいえ、蛇口をひねれば、すぐお湯が出てくるわけではない。蛇口とボイラー間に距離があると、一分ほどかかることもあるのだ。忙しい主婦には、それを待っている余裕はない。

 

 

 

 

コメント (2)
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