今年の寒は、小寒の1月6日から大寒の20日まで。又は立春までのおよそ30日間を言うこともある。
一年で最も寒さの厳しい時期だが、四月の気温だったりすることもある。
さてこの句、暮に用意した真新しい布巾を、年が明けて下ろす。それも寒の水にである。寒の水の透明感と、白い布巾の清潔感がマッチしている。
近年、ボイラーやエコキュートなどの温水器が各家庭の隅々に及んでいる。我が家も4年前、ようやくお湯が使えるようになった。
とはいえ、蛇口をひねれば、すぐお湯が出てくるわけではない。蛇口とボイラー間に距離があると、一分ほどかかることもあるのだ。忙しい主婦には、それを待っている余裕はない。