一韶の俳句ブログ

俳句を詠うのは自然・私・家族・夢や希望・社会など。読む時はどんな解釈が浮かぶか読み手の経験や生活によって様々

138   大寒の白鎮まれる休み窯    鬼房

2011年01月27日 | 

この句は、全く意味が分からない。

 

 分からないのは、①白とは何のことか?例えば雪の白?それとも、白磁などの焼き物の白?

 

②どこで切れているか、それとも切れていないのかも、分からない。

大寒の白 / 鎮まれる休み窯」と詠むのか、「大寒の白鎮まれる / 休み窯」と読むのか?

つまり、鎮まれるのが「白」なのか、「休み窯」なのか?

 

この句、角川の「第三版俳句歳時記」に載っているのだが、選者は分かっていたのだろうか?

 

どこも切れていないとして素直に読むと、

「大寒という寒さが最も厳しい今日の日の白が鎮まっている、休み窯であることよ」

 

チンプンカンプンである。鬼房さん、又は誰か、教えてちょうだい!!

 

コメント (2)
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