Last Chance Cafe  master JL6USD

これから起こる出来事の全てが Last Chance だと思って生活している後期高齢者のブログ

Singledecoder 

2016-01-15 17:51:00 | JT65
 以前 Singledecoder の事を 書きました が、説明がヘタクソでした。 今日、いいサンプルが取れましたので、再び挑戦してみます。

 

 08:42 F5OUK の CQ に対して、08:43 JL6USD がコールする。 これ以降 SingledecoderF5OUK にセットされる。 08:47 F5OUK にファイナルを送る。 これで、Singledecoder が自動的に解除される。 以降はすべての信号がデコードされる。

 Singledecoder が起動している時は、QSO の相手のみしか decode しません。 その前後は Multirecoder で解読しているのが良く分かると思います。 当然我々の交信中も裏では多数の信号が飛び交っているわけですが、すべて排除されています。

 この QSO は 10W でのものです。 それでも -15 dB を貰ったんですからコンディションが良かったのでしょう。 他にも、10W で CQ を出したら IZ0MIO, HA5CPN, PY7ZZ などに呼ばれました。

 このコンディションでヨーロッパと、しかも 10W で交信出来る ? 嘘でしょう !。
 JT65 をやった事のない人は誰でもそう思うでしょう。 JT65 恐るべし (笑)。 


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JT65 での失敗 

2016-01-12 03:38:00 | JT65
 JT65 での失敗は数々ありますが、今日は新しい失敗をしてしまいました。

 JT65-HF HB9HQX-Edition Version 1.3 で decoder のプルダウン・メニューより decoder の種類が選択出来ます。 通常は multidecoder ( デフォルト ) を使用しますが、混信がひどかったり、相手の信号が極端に弱いとき ( -20dB 以下 ) は singledecoder を使用した方が断然有利です。 ここで注意しないといけないのは、プルダウン・メニューには singledecoder in QSO とあります。 つまり singledecoder は QSO 時しか効きません よ ・・・ と言う事です。 

 今日、HA7CH, AP2IA などが弱かったので、singledecoder を使用して QSO しました。 singledecoder では QSO の相手のみ しか decode しません。 他の信号には完全にフィルターがかかります。

 で、ここで重要なのが ・・・ singledecoder は QSO が終わると 自動解除 されて デフォルトの multidecoder になると言う事です。 しかし、singledecoder のマークは一旦消えるもののそのまま、QSO したその周波数上で生きています ( これが問題 ))。

 次の QSO に移るとき、クリックで新しい相手の周波数へスキップします。 この時点では、もう multidecoder ですから、相手局 ( これからQSOしようと思っている局 ) を含め、ウォーターフォール上の局は全体的に受信 ( decode ) 出来ています。

 さて、送信予約をして呼び始める訳ですが、コンピュータはこの時点で 新しい QSO に入った と判断します。 と、どうなるか ・・・ 受信に移ったら、当該相手局が全く受信出来なくなりました ( 信号は強いのに ! )。

 理由はお分かりと思いますが、QSO に入ると singledecoder が 自動的に起動 します ( プルダウンのチェックをはずしていないから )。 singledecoder のマークは先ほどの QSO の場所に置き忘れていますから、その周波数を decode する事になり、当該相手局にはフィルターがかかってしまって、全く受信出来なくなったと言う訳です ( 信号の強弱には関係ありません )。 そこで、「 あれっ ・・・ 今まで受信していたのに何故、何故 ??? 」 とパニクッてしまったのです。

 相手の信号は decode されませんから、解読出来ないので、リポートも RRR も 73 も受け取れません。 しかし、ウォーターフォールの感じや状況的には、私と QSO 出来ていると思われました。 JT65 の場合はタイミングが決められているので、その判断は賭けみたいなもので、何の根拠もありませんが、なんとなくそうに違いないと ・・・ 目隠し運転をしている様なものです (笑)。

 私の方から 73 を送って一応終了させました ( 実は後で QSO は出来ていたが、終了していなかったと気付かされる事になる )。 原因に気付き、チェックを multidecoder に戻したら、当該局の CQ が見えました ( 気が付くのが遅すぎる ! )。 

 更に悲劇が ・・・ 不確かな QSO ですが ( 相手からの 73, RRR が確認できていない )、一応 LOG に書いておこうと 「 LOG QSO 」 のボタンをクリックすると、「 あれ 」 受け付けてくれません。 ソフト側では QSO が出来たとは認めていない 様です。 融通の利かないソフトです(笑)、しょうがないので、HRD Log Book に直接、手入力しました。 知能を持つコンピュータに人間様が従った事になります ((( dokuro ))) 。

 しかしながら、singledecoder の効果は絶大です。 今後も積極的に使用したいと思っています。 今日の様な失敗をしない様に注意しながら ・・・ ね。

 ・・・ で、先ほど e-QSL にて当該局の QSL が CFM 出来ました ( 結果オーライ )。 この QSO は他の人にも見られていたでしょうが、表向きは なんのトラブルもなく完璧な QSO が出来た様に見えていたはずです (笑)。  腕  腕 !!!!!
 ですが実は、裏では 頭が真っ白になってテンパッていたのですがね!。

 【 追加 DX 情報 】  VP8STI Team は、ついに出航して VP8IDX/MM で QRV しながら、
South Sandwich に向かっています。


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CQ で起こされる

2016-01-09 20:24:00 | JT65
 JT65-HF HB9HQX-Edition Version 1.3 のセッティングでデコードしたデータの種類によってサウンド ( CW ) で知らせる機能があります。 CQ の場合は QSO B4 でなかったら " CQ " ( デフォルトでは " C " ) とパソコンのモニターから音が出ます ( 受信機の音量はゼロで可 ) 。

 昨晩というか今日の早朝と言うか ・・・ 午前 1時半頃から 14MHz で " CQ CQ " と騒がしいので、ウトウトしていましたが目が覚めました。 「 なんだ ? こんな時間に ? 」 ・・・ なんとなんと、W の西海岸がよく開けている様で、それから 8 局連続で W と QSO 出来ました。

 

 夜中も無線機とパソコンは ON したままの事が多いので時々この様な事に出くわします。 パソコンの文字が 「 こたつ ( 私の常位置 ) 」 からは見えにくいため、いちいち近づいて確認しないといけません。 そこで双眼鏡を用意して、確認するようしようかと思っているところです ( なんと ! ずぼらな ! (笑))。 夜中に 「 こたつ 」 から双眼鏡でパソコンを覗く姿は滑稽ですね。

 あ~そう言えば、ZL9A が QRV している様ですが、まだ一度も信号を聞いていません。

 今 ( 20:20 JST ) 14077kHz で YJ0AFU が QRV していて JA が集 ( たか ) っているようです。 こんな時は ON FREQ ではなく、空いている周波数で、ずらして呼んだ方がいいと思います。 YJ0AFU は ON FREQ 以外で呼んでも応答してくれます ( single decoder は使用していない模様 )。 QSO が終わると YJ0AFU はまた自分の CQ を出したホームポジションで再び CQ を出します ( 戻らない場合もあり )。 ばらけて呼びましょう ( ロシアン・ルーレット、スタイルです )。 T8CW もこのスタイルでした。 multi decoder の特徴を生かした JT65 のパイルアップの、ひとつの方法です。 JT65 の初心者の私にとって新しい発見ばかりで楽しいです。 


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あけまして おめでとう ございます

2016-01-05 21:27:00 | JT65
 あけまして おめでとう ございます。 今年もよろしくお願い致します。

 今年も JT65 からスタートしました。 今のところ他のモードでは QSO していません。
 パソコンや無線機などのセッティングが JT65 メインになっていますので、他のモードに QSY するのが面倒くさいだけですが ・・・ と言いつつ本当は JT65 にハマッている (笑)。

 下の QSL は W4TV ( フロリダ州 ) と 15W + 2 ELE で QSO ( -20dB 20m ) したものです。 日付は 1月 1日ですが実際は日本時間では 1月 2日ですので、残念ながら元旦に出来た QSO ではありません。 この三箇日では YV4NY ( -19dB 20m ), VE2SCA ( -13dB 20m ) などと共に一番の DX となりました。 カリブ海も CO, KP4, 9Y4 などがデコード出来ていますので、後々のお楽しみと言う事にしています。

 

 最近はエンティティーに拘ることなく、信号の弱い局を好んで呼ぶ傾向になって来ました。 競合すると負けるので、その時は積極的に CQ を出す様にしています。 CQ を出す時は、出来るだけパワーを絞る事により何となく、SRI NO DECODED を出さずに済みます。 QRO で SRI NO DECODED を連発している OM を時々見かけますが 「 なんとかの大声 」 なんて言われない様にしたいですよね。 このモードでの 50W は立派な QRO 局です。

 無線設備のバランスは 送信能力 より、少しだけ 受信能力 が上回ると言うのが理想的なんだそうです。 少しだけ ・・・ と言うのが ミソ で、これが大きいと逆にフラストレーションを溜め込む事になります (笑)。 当然、逆のパターン 送信能力 > 受信能力 は論外です。


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頂きました! -25 dB  

2015-12-29 18:33:00 | JT65
 今までの記録は -23 dB でしたが、新記録! -25 dBPY4ZO より貰いました。
 そっぽを向いた 2 ele15W で呼びました。

  下から上へ見ます

 下図は CQ 誌 1 月号に掲載されたものですが、JT65 の優位性が分かり易いですね。
 -25 dB の世界は、もう耳では聞こえません。

   クリックで拡大

 個々にフィルターやプリアンプなどの使用により数値的には揺れがあると思いますが、いずれにしても、概ね -20 dB 以下の信号で通信するのが JT65 の真骨頂と言えるでしょう。

 従って、JT65 に関しては、パワーは出来るだけ絞った方が面白いと思います。

 サウンドカードを使用したデジタル通信では、最終的にはサウンドカード自体の性能が問われる事になるのでしょうね。 また、時々強い信号がデコードされず、弱い信号がデコードされるのを経験しますが、私には理由が分かりません。 


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呼ぶタイミング JT65

2015-12-27 23:30:00 | JT65
 JT65 交信において連続的に呼ばれている局を呼ぶタイミングは難しい。

 例えば
 00分 CQ T8CW
 01分 T8CW ON6RR ( 同時に 01分 T8CW JL6USD ) 
 02分 ON6RR T8CW -18  ← ON6RR に呼び負けました。
 03分 T8CW ON6RR -16 見えない。
 04分 HNY TU 73  ← T8CW のファイナル
 05分 HPY NEW YR 73 見えない。
 06分 CQ T8CW 再び CQ を出す。

 以下 このタイミング で流れていました。

 実際には T8CW だけが見えていて奇数分の ON6RR赤色 ) は見えていません。

 問題は 05 分目 です。 この送信内容はあまり意味がなく、04 分目で QSO は終わっていると言ってもいいでしょう。 中には 05 分目に送信しない局もあります。

 ならば 05 分目に ・・・ T8CW JL6USD と呼んでもいい事になります。 T8CW の交信相手が見えていない時、05 分目に呼ぶべきか、T8CW の CQ を待つべきか ・・・チョット 迷ってしまいます。 05 分目に相手が送信していれば QRM を与えてしまう可能性もあります。 逆に返答してなければ 絶好のタイミング でもある訳です。

 しかし、私は流れを見て、空気を読んで (笑)、06 分目の CQ T8CW を待ったのです。 ところが、やられてしまいました! 。 06 分目には T8CW の CQ ではなく、BH7XXX T8CW -13 と見えたのです。 CQ を待たないで 05 分目に BH7XXX は呼んでいたのでした ( 私には見えなかったが ・・・ 後の祭り )。 ( BH7XXX は架空の局 )

 JT65 の場合は一回逃すと 5 分待たされます。 二回だと 10 分です(笑)。
 JT65 のパイルアップがどんなものか経験がないので分かりませんが、一時間に精々 10 ~ 12 局しか QSO 出来ないのですから大変です。 同時に 20 局も呼んでいたら、どんな事になってしまうのでしょうか?。 考えると夜も寝れません (笑)。

 【 追伸 】 最近は送るレポートより、貰うレポートが悪い方が 快感になって来ました。
 完全に M ですね。 ((( wink )))


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続々 JT65 

2015-12-24 20:36:00 | JT65
 このところ、JT65 ばかりやっています。 少し面白さが分かって来ました。 最近 -20 dB 以下のレポートを貰うと嬉しいのです。 昔、QRPer の OM から、599 を貰っても嬉しくない ・・・ と言う話を聞いた事があります。 その心境に近いのでしょう (笑)。

 JT65 の場合は ” 耳 S ” ではなくコンピュータが弾き出した数値でレポートを送りますので、インチキがありません。 貰ったレポートは今のところ -23 dB が最高 ? ( 笑 ) で、送ったレポートでは -27 dB です。 どうやら私のソフトでは -30 dB が限界のようですから -27 dB はいい線行っています。    

 南米の数局にすごく強力なのがいます。 例えば LU8HGI とか LU1XU など ・・・ 想像だけでは何とも言えませんが、JT65 に関してはハイパワーでは面白くないと思うのです。 因みに、LU8EQ はローパワーかな ? と思う。 

 私も最初の内は普通に 100W で QRV していましたが、今は精々 10W ~ 15W にしています。 その方が JT65 の本当の良さを見つけられると思ったからです。

 一見死んでいる様なコンディションでも、これでヨーロッパと QSO 出来るのですから素晴らしい!。 国内 QSO なら 1W ぐらいが面白いでしょう。 ひとつ心に決めた事があります ・・・ 私はハイパワーでは JT65 をやらない ( 誤解のないように言っておきますが、あくまで私見です。 ハイパワーを全否定している訳ではありません )。

 飛ぶとは保障のないパワーで呼び、受信に移った時にウォーターフォールに応答の線影を見た時の ” ときめき ” は ( 自分ではなかった場合も多いが、ここでパワーを上げてしまっては旧の木阿弥です (笑))、パイルアップで自分に応答があった時と似たものがあります。 とりあえず、今のコンディションの下では JT65 が面白い ( いつまで ” ときめき ” を持ち続けられるか、それが一番の問題ですが ・・・ (笑))。

 奇しくも、CQ 誌 1 月号から、JT65 のコラムが連載される様です。 失礼ながら JT65 に QRV して珍局を稼ぎたいなどと、履き違えた考えの OM が参入して来て、JT65 が陳腐化しない事を望みたい。


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続 JT65

2015-12-21 09:47:00 | JT65
 JT65 を運用していて、BPSK を始めた頃を思い出しました。 AFSK, BPSK, JT65 などはサウンド・カードを使用したデジタル・モードです。 もう、察しの良い方は私の言いたい事がお分かりになったかも知れません。

 BPSK の時に言われた、電波の質に関する注意事項です。 今更おさらいはしませんが、ここ JT65 の世界にも、すごく醜い電波を出している人が数人います。 それも超 OM 達ですから、周りで囁かれる事はあっても、本人の耳に直接届く事はないでしょう。 もう一度サウンド・カードを使用したデジタル・モードである事を再認識して頂きたいと思います。

 下図の様な状態です。

  クリックで拡大

 00:39~00:40 の電波が普通とするならば、その上にある電波です。 下も ( 別人の電波 ) ひどい電波ですが ・・・ 。 上の電波は、全体的に ” 霜降り ” 状態になっています。 この局が出現するとデコード以前にコールサインが分かります (笑)。 ローカルではありません。 信号強度も -10 程度です。 ローカルにおいては大変な事になっている筈です。

 もうひとつの例

  クリックで拡大

 2段目と4段目の ” 霜降り ” の原因は JA6ATL さんでもなければ JA8BWX, JR1EMO さんでもありません。 犯人は 163 付近に QRV している JA3OSN さんと QSO している 北海道 の超 OM さんです。 極端に歪の多い電波は周りにも迷惑をかけるばかりか、受信側でもうまく解読が出来ません。 実際この後の CQ にも空振りが多かった様です。 歪はパワーの大小に関係ありません。 もともと歪んだ電波はパワーを絞っても歪んでいます。

 大元が歪んでない場合は受信側のオーディオレベル設定に問題があると思われます。
 「 お前の受信技術の未熟さで、濡れ衣を着せられた 」 と言われても困ります。

 と言う事で、プリアンプを外し ( IPO2 )、アッテネーター ( -18dB ) を入れ、サウンドカードの入力を 10 per mill ( 無信号時 2 per mill ) まで絞り、S メーターが時々ピクリと動く程度にしたものが、下図です。

 

 ずいぶんスッキリしました。 やはりこの状態でも上記の超 OM さんの電波は歪んでいました。
 これだけ絞り込んでも、877 で F5TA が受信出来ています。 -25dB の信号もしっかり捕らえています。 国内がオープンしている時は、こんな設定が FB かも ・・・。 色々と勉強になります。

 こんな偉そうな事を書くと QRV し難くなります (笑)。 私が汚い電波を出していたら、どうぞ注意してやって下さい。 恥をかいて OM 面はしたくありませんから ・・・ 。 TNX 4 UR kindness !.


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JT65

2015-12-19 20:00:00 | JT65
 JT65 は本当に QRP ( 必ずしも 5W 以下と言う意味ではないが ) でよく飛びます。 相手から 10W 2ele, 15W G5RV なんてレポートを貰うと、こちらももう少し出力を下げてみようと言う心理状態になります。

 私の場合は運用時間帯が 20 時 ~ 深夜にかけてが多いので、アジア、オセアニア、南米が主な交信相手ですが、午前中から夕方にかけて QRV 出来ればもっと交信エリアも広がるでしょう。

 ソフトは JT65-HF HB9HQX-Edition Version 1.3 を使って Ham Radio Deluxe と連携させています。 最近やっと少し使いこなせる様になりました。 アラームを使っていますので 未交信の局が CQ を出すと教えてくれたり、なにかしらデコードすると ピピッ と知らせてくれます。 こんな話をすると OT の方々は 「 そんなもの何が面白いんじゃ ! どうせテレビを見ながらでも QSO 出来ますよ、なんて言うんだろ ? 」 と ヒンシュク を買いそうですが、全くその通りで、私はこの記事を書きながら、LU, VK, VR2, BY 等と QSO しています (笑)。

 一昨日、パソコンを替えました。 再セッティングのソフトが沢山あり大変です。 極力旧パソコンからデータを移してマクロなどの再設定をしなくて良い様にしていますが、それでも大変です。

 この際、LoTW の有効期限が迫っていたので TQSL の新しいバージョン ( Ver 2.1.3 ) のインストールと合わせて更新しました。 最初に LoTW を使い始めた時は、なかなか稼動させる事が出来なくて大変難産しましたが、今回は tq6 もすんなり受け取れてそれをダブルクリックして読み込むだけで簡単に 3 年間の延長が出来ました。

 JT65 と同様に、数年前 BPSK を始めた時もローパワーで楽しめるモードとして新鮮でした。 ハムを始めた頃の気持ちを思い出しながら、多くの局と QSO しましたが ( EPC の会員数が爆発的に増えた頃です ) 1 年ぐらい経つと新しい相手がなかなか見つからなくなり、いつの間にか離れてしまいました。

 JT65 でも同じ事が言えそうです。 まだ 50 局余しか QSO していませんが、もう既に QSO B4 と表示される事が多くなりました。 QRV の時間帯を変えるとまた新しい相手が見つかるのかも知れませんが、残念ながら、やはり QRV する局数はそんなには増えて来ない様な気がします。 BPSK と比べてもはるかに JT65 が小電力で DX が出来るし、かじって見るのも面白いかも知れませんよ。
 
 このモードではラグチューは出来ません。 何が面白いかって、やはり極限のローパワーで何処まで電波が飛んで行くのだろう ・・・ と言う挑戦 ( 格好良く言えば、研究・実験 (笑)) のモードだと思います。 従って 100W でビームアンテナを使っての QSO など、何の意味もありません。

 私は、ドテパイルに飛び込んで DX ペディションと QSO するのも好きですが、このモードも、とても気に入っています。 このモードでなんと 0.5W8J1RL と交信した OM もおられます。


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久しぶりに JT-65 

2015-12-03 20:37:00 | JT65
 パソコンを取り替えたり、シャックのレイアウトを変更したりしていて、デジタルモードには QRV 出来なかったが、久しぶりに JT-65 を運用した。

 

 14 MHz は死んでいる様に見えるコンディションだが、JT-65 なら QSO の相手が居る。
 CX2AQ と QSO 出来た。 しかも、彼の設備を見てみると 10W , 3ele Yagi とある。
 これで、19,345 km の DX が出来るのだ!。 ここが JT-65 のすばらしいところ!。
 自分が 100W も出していると恥ずかしくなる。
 この他、LU、PY、とも QSO 出来ている。

  上図の見方・・・ 下の行から
            ● CX2AQCQ を出す。 GL は GF15
             JL6USD が CX2AQ を呼ぶ。 
              GL、PM53 を付加 ( 自動的に付加される )。
            ● CX2AQ から応答があり -15dB のレポートをもらう
             JL6USD から -14dB のレポートを送る
            ● CX2AQ 全て了解 交信終了 の RRR を送ってくる
             JL6USD から 73 を送る
   通常はこれで交信終了 ・・・ だが、更に
            ● CX2AQ から 10W , 3ele Yagi , 73 と送って来た

  行の数値の意味 ・・・ 左から 時刻 ( UTC )、周波数帯 ( m )、信号強度 ( dB )、先方の時計とのズレ ( この場合は 0.1 秒ズレている )、中心周波数から見た位置 ( この場合は中心周波数 ( ダイアル ) を 14.077.000 MHz にしていたので、-40 と言う事は 14.076.960 MHz で交信している事になる )、以下はメッセージ欄 ( 13 文字以内に限定される )、最後の CX は ウルグアイ の プリフィックス。

 ソフトは JT65-HF HB9HQX-Edition Version 1.1 を HRD 連動で使用している。 
 ログは自動的に HRD の Logdatabase に書き込まれる 。 ( 下図参照 )
 因みに HRD はフリーウェアの時代の Version 5.0 build 2893 ( build date Mar.29,2011 ) を使用。
  


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JT65 に挑戦 

2015-03-01 20:27:00 | JT65
 デジタルモード JT-65 をやってみる事にしました。 以前挑戦した時はうまく行きませんでした。
 今回は JT-65 HF と言うソフトをインストールして、とりあえずワッチからスタートです。
 
 設定は 出力 20W ( FT-2000D ではこれ以上絞れない ) コンプレッサー類は切る、ALC は絶対振らさない、サウンドカードは 現在使用中のインターフェース RigExpert TI-5 ( 内蔵 ) を指定、最後に PTT のポートを割り当てるだけです。 いきなり LU8EX, DM6YY, VK6BMW などの信号がデコードされました ・・・ 。 逸る気はあるが、しばし、ワッチを続ける。 

 14.077MHz で CQ を出してみました。 すると、すぐに JH1QBE OM に呼んで頂き、1st JT-65 QSO 成功です。 おっかなびっくりですが、とりあえず QSO まで持ち込みました。
 その後は、再びワッチを続けて様子を伺っています。

 JH3ECA OM の サイト を参考にしました。

 


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VK0TH 攻略法?

2012-01-31 20:17:00 | JT65
 タイトル 「 VK0TH 攻略法 」 と言っても大した事ではありません。
 しょうもない話ですが・・・。
 
 昨日 ( 30日 ) は珍しく全く QRV が有りませんでした。
 今日は JT65 の QRV から始まりました。
 彼はやっぱり デジタリアン です (笑)。

 久しぶりに HRD LOG NET を覗いて見ると 21.010MHz にいるようですが QRV はしていません。
 モノは試しと 21.010MHz でチョッカイを出して見るもカラブリ(笑)。

 そして、19時、彼は 14.005MHz の CW に出ています。
 とても面白い事を発見しました。
 下図の HRD LOG NET の周波数を見て下さい。
 14.007.090MHz となっています。
 彼は 14.005MHz で QRV しているのに何故?

 答えが分かった人は、鋭い!(笑)。
 今までの彼は VFO-A で送信し、VFO-B で受信していました。
 しかし、今回分かった事は、彼は VFO-B で送信して VFO-A で受信しているのです。
 HRD LOG NET では VFO-A を表示するので 14.007.090MHz となります。
 これはイイですね~! スプリットで彼が今聞いている周波数が分かります

 下図では VK3XDX と 14.007.090MHz で QSO した事を表しているのです。
 リアルタイムと言ってもタイムラグが有る訳ですが・・・これをワッチしている限りでは 14.007MHz 周辺を行ったり来たりしています。
 
 上記の様に、受信=VFO-A、送信=VFO-B にやり方を変えた訳ですが、彼の RIG は FT-897D ですから、2波同時受信が出来ません。  従って、VFO-A も VFO-B も受信機能は同じですから、A B をひっくり返す必要もなかったと思います。
 理由は分かりませんが、なぜか逆にしました。
 考えてみると、この方法の良いところは、聞こえない人が、腹癒せにオンフレでの妨害が出来ません。 彼の無言の抵抗と考えるのは、考え過ぎでしょうか?(笑)。
 DX クラスターでバレてしまいますけど ・・・ 必ずアップされるとは限りませんからね。

 RIG によっては VFO-A を受信にしたほうが 機能面でも操作面でも FB な場合が多いので、 DX-Pedition では、これが正解のやり方でしょうね。
 私達も、スプリットでは、その様にやっています。
 固定する VFO が A か B の違いです。
 
 今後は、スプリットの場合、HRD LOG NET で表示される周波数は、送信周波数ではなく、受信周波数が表示される事になります。 しかし、フェイントにはくれぐれも注意して下さい(笑)。
 
 やっと念願の VK0TH の CW ( Mode New ) が出来ました。 good
 私のところにはフラッグが立っていますので iQSL が既にコンファーム出来ています。
 



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