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シングルレバーのマニピュレーター

2019-10-03 12:16:00 | Ham Radio
 このところ、インターネット回線の調子が悪く、パソコンが使えませんでした。 その間、IC-7610 も戻って来ましたが投稿する事も出来ずです。 今も全てが解決した訳ではありませんが、不便な中、久しぶり ( 3 週間ぶり ) の投稿です。

 以前、シングルレバーのマニピュレーターが欲しいと書きました。 ヤフオクで探していましたが 3 台がほぼ同時にアラートに上がって来ました。 当然、状態のいい物が良いわけですが、後出しジャンケン ( 後からいい物が出て来る ) になると、下手をすれば 2 台同時落札なんて事も起こり得ます。

 今回、それは避ける事が出来、一番欲していた物を落札出来ました。 写真です。

 

 なかなか、いい感じです。 早速キーヤーに繋いで、試し打ちです。 う~ん?、なんか違う。 打点の位置が高いのです。 バイブロと比べてみました。 大理石の分がそっくり高いし、打点が台座の上にありバイブロの様に飛び出ていない。

 

 確かに随分違います。 慣れれば何とかなるのでしょうかね?。 HST ( High Speed Telegraphy = 高速電信術 ) の競技 ( 東欧あたりが毎回優勝しているらしいが、そのスピードは、毎分 300 ~ 400 字だそうです ) では、シングルレバーが使われていると聞いた事があります。 昔は主流だった訳ですが、今は製品としては少なくなりました。 ハイモンドでは製造中止しています ( 終了? )。

 シングルレバーに戻してみようと思った理由なんですが、スクイズキーのメリットを全く生かしていないからです。 ダブルレバーで操作する場合全ての文字が 3 動作以内です。

 ” CQ ” を打つ時シングルレバーでは全部で 7 動作です。 C = ① 長点 ② 短点 ③ 長点 ④ 短点の 4 動作、Q = ⑤ 長点 長点 ⑥ 短点 ⑦ 長点 の 3 動作ですね。

 スクイズで打つと 4 動作で済みます。 C = ① 長点を打ったまま ② 短点を挟み込み長点は離さないまま、短点も離さないまま、2 動作で終了します。 Q = ③ 長点を打ったまま ④ 短点を挟み込み長点は離さないまま、2 動作で終了です。 言葉で表現するのは難しいですが。

 つまり、私の場合はスクイズ機能を全く利用する事なくシングルレバー操作と同じ打ち方をしていました。 前から気付いていた ( 気になっていた ) のですが直す事なく来ました。 ならば、いっその事、シングルレバーにしてしまえ ・・・ と思った訳です。

 ところが、現実は違っていました。 シングルレバーはチョッとしたタイミングのズレを許してくれません。 ダブルレバーでは少しタイミングが甘くても大丈夫だったった様な気がします。 メモリーの性かと思いましたが、シングルレバーでもメモリーは効いています。 だから逆に駄目なのか?。 もはや、キーヤー自体がシングルレバー操作を視野に入れてないのか?。 とにかく、よくは分かりませんが、この微妙な感覚の違いは言葉で説明できません。 モヤッとしています。 慣れ親しんだシステムを崩すと、ストレスが溜まる様な気がして来ました(笑)。


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