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現在 3.6 プラス 1
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一つ前の私のブログのトップ記事は
イタリア小旅行へのお誘い
= ローマでフランシスコ教皇にもう一度会いましょう =
でした。
「現在 3.6 プラス1」は、女性の申し込み者が 3.6 人、男性が 1人という意味です。
女性3.6人は、3人が確定、一人が前向きに検討中という意味で、男性一人とあわせて合計4人は確実、多分5人、という中間結果です。
イタリア人の運転手、日本人の神父の他の組み合わせはどんなだろう、女性が少なかったらどうしよう?と思ってためらっておられる女性の方に、心配の一つを取り除くためにこの中間報告のブログを書いています。
因みに、昨年はマウロと私の他は、女性5人、男性2人でした。これが、けっこう楽しい旅になりました。今回も、定員いっぱいが望ましいのですが、あとお一人でも、旅は多分成立することになるでしょう。
それでは、以下、前のブログと同内容を繰り返します。
10年ほど前までは、毎年人を誘ってイタリア、スペイン、フランスあたりを9人乗りのワゴン車で気ままに旅をして歩いたものでした。
企画も、ガイド役も、運転手も、みんなわたし一人で引き受けて、気ままな旅は参加者に喜ばれていました。しかし、この10年余りは、生活の拠点がローマであったためグループを募るのが難しくなり、また、そろそろ高齢者運転と言われる年齢に達して、全行程独り運転することを自重していました。
ところが、昨年イタリア人のマウロから、小さなグループで一緒にイタリア旅行をしようという誘いがありました。マウロは、10人の子持ちの若いお父さんで、旅の企画とイタリアでの車の運転を一手に引き受けてくれて、私はただ参加者を募ってグループを取り纏めればいいという役割分担です。
私が加わるのは今年が2回目ですが、昨年の旅は参加した皆様から大好評をいただきました。さて、同じ柳の下に泥鰌が二匹居るかどうか、試しに、去年と同じようにブログで参加のお誘いをかける次第です。
マウロが用意したチラシはこれです。
上のチラシの写真では細部が読みにくいかと思い、以下に内容をもう一度列記します。
旅行期間:2020年5月6日(水) ~ 5月14日(木) 7泊9日 (機内1泊)
費用:今回はアリタリア直行便利用で457,000円- (アエロフロートモスクワ乗換なら417,000円のところ)
旅行日程(仮) |
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1 |
5月06日 |
ローマへ ・ ナポリへ |
2 |
5月07日 |
カゼルタ宮殿・ナポリ市内観光 |
3 |
5月08日 |
カプリ島・青の洞窟 |
4 |
5月09日 |
アマルフィ海岸 |
5 |
5月10日 |
ポンペイ・酪農の体験 |
6 |
5月11日 |
マルケ州へ ・聖ベルナルディノ僧院 |
7 |
5月12日 |
ロレート・ ポルト・サン・ジョルジョ |
8 |
5月13日 |
教皇様謁見 ・ ローマ・東京へ |
9 |
5月14日 |
東京到着 |
アマルフィの海岸 風景
旅行の内容について
・ローマ市内は4星ホテルに滞在
・滞在中は全日三食お食事付、本場イタリアの味をお楽しみいただけます。
・イタリアでの滞在期間中の観光にはガイドを付けます。
・やむを得ない事情で予定 の一部が変更になることがあります。
参加費に含まれるもの
・航空運賃(往復エコノミー席)
・ホテル(宿泊費)
・食事代
・現地交通費
・博物館等の入場料
参加費に含まれないもの
・国内の集合地までの航空運賃・航空保険料
・ホテル1人部屋利用追加料金 (35,000円 )
・海外旅行傷害保険料
ナポリ湾の彼方のヴェスヴィオ火山に沈む夕日
マウロがチラシに付けたタイトルは「今まで見たことがないイタリア」でしたが、昨年の旅は、ローマに通算20年ほども住んでいた私にとっても、目からうろこの知らなかったイタリア満載で、さすがはイタリア人マウロならではの選択でした。さて今年はどうなるのでしょうか。
カプリ島の青い海?
簡単なパンフレットなので、わたしなりに少し説明を加えたいと思います。
今年の旅行でまず特筆すべきことは、昨年11月に長崎、広島、東京を風のように通り過ぎた教皇フランシスコにローマの聖ペトロ広場の謁見で再び会えることでしょう。この謁見の可能にするために、帰路の便を当初予定の午後13:15発から16:10発に変更しました。そのために航空運賃が6,960円高くなりましたが、この教皇謁見にはその値打があると思います。
また、今年は羽田発・着のアリタリアの直行便をお薦めしています。
参考のために似た時間帯で往復できる他の航空会社とのコスト比較を出してもらいました。例えば、アエロフロートはモスクワ乗り換えで、往復とも4時間ほど長い16時間前後のフライトになります。現在東京―ローマ直行便を運航しているのはアリタリアだけですが、私も含めてメンバーの平均年齢が比較的高いことを思うと、速い直行便のほうが体の負担が軽く、旅費がロシア航空より約4万円ほど高くなることは正当化できるのではないかと思いました。
スケジュールについて若干コメントします。
1.ナポリについて、私は度々行っているのに、一言では語れません。マウロの案内に任せましょう。
2.カプリ、アマルフィの海岸の景観は素晴らしいです。カプリ島の「青の洞窟」は森鴎外の「即興詩人」にも出てくる有名な場所で、中の洞窟全体の青さは全く幻想的です。ただ、普通は穏やかな海ですが、たまに荒れた日は入れないこともあり得ます。中は深い洞窟ですが、唯一の小さな入り口の高さは水面からわずか1メートルほどで、波が下がった瞬間に頭を下げてスルリと入り、同じようにして出てこなければならないからです。
3.ポンペイの遺跡は一見に値します。酪農の体験は私も初めてで、マウロの旅の特徴的アイディアです。
4.古い聖ベルナルディーノ修道院は、今現在は廃墟ですが、その聖堂の壁には世界で一番古い日本の26聖人殉教者の壁画が残っている場所で、日本ではまだ全く知られていません。いま、その廃墟は修道女たちの修道院として再建されつつありますが、シスターたちと交流するほか、26聖人の壁画の前でミサがたてられるよう交渉中です。このツアーでなければ誰も行けない穴場です。
4.ロレートは、イスラエルの地が回教徒に支配される前、十字軍が聖地ナザレトのマリア様のお家を解体して、そのレンガなどをイタリアに運び、小さなチャペルとして移築したものです。中世ヨーロッパで聖地巡礼が出来なくなってからは、たくさんの人々が訪れる巡礼地となりました。チャペルの壁のレンガが聖地からもたらされたものであることは考古学的に証明されています。
全体にわたって、移動の車窓から、食事休憩の際に、また宿のある村や町のたたずまいをとおして、南イタリアを堪能してください。
前回はオプションの劇場や博物館、施設などの入場希望者からは別途2万円を頂きましたが、今回は、皆さんご一緒に行動されると考えて、全体の旅費の中にすでに含まれていますので、別途徴収はありません。
以上が、現時点での私のコメントです。
マウロが運転するワゴン車で、私と、気の置けない7人の仲間たちの小グループで、仲良く旅を満喫致しましょう。旅するうちに友情が芽生え、楽しい、忘れ難い思い出になるでしょう。お誘いいたします。
谷口幸紀拝
アマルフィの海岸
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○ 定員(7名)に達した時点で締め切らせていただきます。早めにお申し込みください。
(以上)