:〔続〕ウサギの日記

:以前「ウサギの日記」と言うブログを書いていました。事情あって閉鎖しましたが、強い要望に押されて再開します。よろしく。

★ 《至急》 安保法強行採決の無効性と再審議を訴えるインターネット署名の呼びかけ

2015-09-23 08:36:48 | ★ 日本の社会

 

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《至急》安保法強行採決の無効性と再審議を訴えるインターネット署名の呼びかけ

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この記事は署名の期限が過ぎた段階で一旦は保留にしたのですが、

相変わらずアクセスがあるようなので、復元しました。

 

今朝パソコンを開いたら、友人から以下のような内容のメールが届いていました。

これは拡散させるに値する情報だと思い、ここに転載いたします。

締め切りは25日。あと2日しかありません!

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兄弟姉妹の皆様へ

今回の安保法の特別委員会における暴力的強行採決について、

その無効性と再審議を訴えるインターネット署名を、東京大学の教授が呼びかけています。

SNS上で広く呼びかけられており、新聞でも報道され、急激に署名数が伸びています。

http://netsy.cocolog-nifty.com/blog/2015/09/post-6f5b.html

9月25日が締め切りですので、賛同されるのでしたら、ぜひ、ご署名ください。意見も書き込めます。

(情報源:小林徹也氏)

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★ 午前2時18分 戦争前夜の幕開け

2015-09-20 11:11:17 | ★ 日本の社会

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戦争前夜 の幕開け

2015年9月19日午前2時18分

「安保法案」参議院通過

70年目に日本の 戦後は終わった

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17日午後、六本木の三枝先生の音楽事務所で来年5月のキコのシンフォニーの打ち合わせがあった。土砂降りの秋雨の中だった。そこを出ると足は自然に国会議事堂に向かった。丸ノ内線の国会議事堂前で降りたが、地上に出るまで何人もの警官に誘導されて、なかなか行きたい方向に行かせてもらえない。地上は機動隊の装甲バスがぎっしりと並んでいて、横断歩道も閉鎖されて渡れないところが多かった。だが、雨にも拘わらず、国会周辺は大勢の市民で囲まれていた。しばらく我慢したが、今日中には決着がつかないと見て、遅い夕食までに江戸川区の家に帰った。

18日は、朝のミサが終わるとすぐに家を出た。今日は遅くなるぞと覚悟を決めて、小雨の中を出かけた。国会に着くと警察ばかり目立って、思ったより閑散として居た。拍子抜けして、まさか私の移動中に強行採決が行われてことが既に終わったわけではあるまいな、と四国の友人に確認の電話を入れたら、本格審議は午後からと分かった。

間もなく、続々と人が集まり始めた。シュプレヒコール、国会内から出てくる野党議員さんの演説、支援団体の演説、シュプレヒコール、演説・・・。60年、70年の安保闘争の時より、シュプレヒコールのリズムと乗りが格段にいい。新しいヒップホップの音楽の影響だろうか。手作りのプラカードもしゃれたものが少なくない。生まれて間もない乳児を抱えた若い母親。小さな子供連れ、車椅子、だが、若者に負けじと戦中生まれも大勢詰めかけている。この日私はカメラを持参していた。写真アルバムが現場の状況を伝えてくれるだろう。そして、このブログの締めの言葉は、写真の後に短くまとめよう。

 

色んな宗教の人が来ていた。知っているカトリックの女性にも一人会った。

国会議事堂正面は左右に、正面は国会裏と、そして他の集会も、互いにばらばらに分断され、面が確保できる広場、公園は封鎖され、群衆は否応なしに歩道に細長く線状に押し込められた形になっている。それを警官と警察車両が抑え込むという仕組みだ。

この若いお母さんの胸には、生後2-3か月の赤ちゃんが。隣は夫か。

  

この二人の若いお母さんも1歳に満たない子供を抱いて参加。他に未就学児の手を引く母親たちもいた。

国会の周りの並木は、イチョウ並木だ。秋の印、銀杏の実が落ちて独特の香りを放っている。よく見ると「革マル」のビラだ。

外国人の顔も少なくない。 関心は高いようだ。

手作りのムシロ旗

国会の議場から抜け出してきて報告する人。

長い戦いはこれからが本番だ

  

祖父の思い。アベさんをヒットラーに例える漫画はいっぱいあふれていたが、全部紹介していたら飽きが来る

コレご本人の描いた絵だろうか

  

前後ろにプラカードを下げたこの若いサンドイッチウーマンも、きっとお母さんだろう

 

暮れなずむころには雨も止んでいた。議事堂には照明が。

  

もう日が暮れて、夜も更けた。国会の照明も消えた。だがあの中では問責決議案、不信任案の応酬が延々と続く。シュプレヒコールとデモ隊と警官のにらみ合いはいつまで続くのか。

  

おや、懐かしい全学連が50年ぶりに姿を現した。数は決して多くない。ヘルメットもゲバ棒も手ぬぐいの覆面もないが、シュプレヒコールの仕方やアジ演説の口調に面影があって懐かしい。傍には昔「鬼の8機」と恐れられた第8機動隊の指揮車がいた。昔は8の数字のそばにスズメバチの毒々しい絵があったが、今はスマートにそれを消している。しかし、いったん「8機」の機動隊員が暴力装置として実力でデモ隊に襲いかかってきたら、全く情け容赦も手加減もないことを私は知っている。

この夜、私は霞が関ビルの近くのセブンイレブンの弁当とアサヒの缶ビールで夜食を摂った。昼に何を食べたか思い出さないところを見ると、食べるのを忘れていたのかもしれない。深夜を越えた。2時18分、野党の抵抗の手段も尽きて、法案は参議院を通過した。空しい気持ちで3時過ぎに眠りについた。

 

ああ、これで70年間の日本の戦後は終わった。PKO部隊では大変な数の自殺者が出たと政府は発表しているが、表向きには銃弾や地雷で死んだ「戦死者」はゼロということになっている。だがこの表面的な平和は終わろうとしている。しばらくはデモもシュプレヒコールもない平穏な国会周辺に戻るだろう。しかし、この法案を受けてPKOの部隊での任務内容は変化するだろう。自殺者ではなく、最初の戦死者が報告され、日本の善良で温和だった青年が、阿修羅と化し、殺人鬼と化し、派遣先で民間人の子女を殺すようになる日が必ず来る。その時、再び国会の周りを大勢の市民が取り囲む日が、数年後に来るだろう。それまで、平穏がどれだけ続くだろうか。今回の国会周辺の騒動はその前触れにすぎないだろうと思う。日本の兵士が海外で人を殺せば、海外からテロリストが日本にやってくるだろう。渋谷のスクランブル交差点で、地下鉄の車内、で爆弾が炸裂して罪のない市民が死傷する。原発の防備にテロ対策は十分か。海辺の過疎地に置かれた原発を福島のように放射能をばらまくメルトダウンに追いこむには、よく訓練された5人のコマンドで十分だと専門家は言う。海外派兵に道を開けば、翌日国内が戦場になるのに、日本はより安全になる、なんて嘘に決まっているではないか。

それにしても、新聞はこの日のデモ参加者を約4万にと発表している。どういう計算だろう。新聞社のヘリから写真を撮り、群衆の面を碁盤の目状に区切って、その一つを拡大して頭を数え、その数に碁盤の目の数を掛けたのだろうか。一日ずっといて思ったが、早く来て早く帰った人、遅く来て長く留まった人、群衆は絶えず入れ替わり流れている。その延べ総数は4万人ではなく10万人を下らなかったのではないだろうか。100万人が国会を取り巻いたら政治の流れは変わるかも知れないな、と思った。

 

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★ 〔速報〕 キコのシンフォニー「復活」!

2015-09-03 18:22:34 | ★ シンフォニー 《日本ツアー》

 

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〔速報〕 キコのシンフォニー「復活」!!

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シンフォニー「罪のない人々の苦しみ」 

 

私は二つ前のブログに、「《キコからの電話》シンフォニーは中止という記事を書いた。

サントリーホールを予約して準備に入ったコンサートが、中止になった前例が皆無だったとは思わない。しかし、そのほとんど全てが、コンサートの主役である指揮者か演奏家の健康上の理由によるものであったろう。仮に他に事情があったにしても、健康上の理由を表に出して直前に撤退するのが誰も傷つけない大人の演出というものだ。

それが、事もあろうに道半ばにして、主催者側の内部事情で一方的に中止というのは、みっともなくて絵にならない。一体どんなずさんな企画で始まったのか、とあきれられるのが落ちだろう。表面的には東京が中止なって、代わりにソウルでコンサートが開かれるようにも見えた。第三者から見れば理解に苦しむ迷走ぶりだが、私はコメントした。

「友のために自分の命を捨てること、これ以上に大きな愛はない。」と説いたイエスは、人生の最後に十字架の上で壮絶な死を遂げて自らの言葉を実践して見せた。そして、その結果三日目にどんでん返しの復活の栄光に輝いた。・・・・・・・・ 私はあっさりと撤退を告げたのだが、心は自分でも信じられないほど平安だった。神がおられるのなら、またイエスが本当に復活したのなら、この選択は必ず相応しい実をむすぶはずではないか。ソウルのコンサートを祝福し、その成功のために祈ろう。韓国、こころからおめでとう!

私は、早速、サントリーホール、東京と福島のホテル、リハーサル会場、バス会社、その他の予約をすべてキャンセルした。一部には違約金や迷惑料まで発生した。だが、個人としては、本番まで緊張して走り回る必要がなくなり、気分はサバサバ、ホッとして開放感さえ味わっていた。

ところが、中止の電話から3週間後の8月3日、再びキコから電話があった。今度は何だ? と、緊張した。

「先の《中止》は取り消し。予定通り来年5月7日にサントリーホールでコンサートをやる。準備しろ!」

「呆気にとられた」という日本語は、このような場面の為にあることを思い知った。なんでそんなにコロコロ変わるの? もし、そんな可能性があったのなら、どうしてよく見極めもせずに早々と中止を申し入れてきたのか?

しかし、キコにはキコの事情があった。今年5月5日の「ラグ・ボメール」という殉教者の祭りに合わせて、世界中のユダヤ教のラビ(教師)たちを集めてドームスガリレアで開いた集いが、キコの予想をはるかに上回る大成功をおさめたことが、そもそも番狂わせの発端だった。期せずして、来年も同様の「キリスト教とユダヤ教の対話」の集いを続けよう、という機運が双方から盛り上がったのだ。

来年もユダヤ教の同じ祭りに合わせて集いを開くとすれば、また5月5日を含む数日ということになるが、それは先行する5月7日のサントリーホールとモロにぶつかって両立しない。一方は 3.11東日本大震災5周年の「追悼・支援のチャリティーコンサート」という「ローカルイベント」だが、他方は2000年の長きにわたって互いに反目し対立してきたユダヤ教とキリスト教の和解の鍵を握る 「世界史的な重大イベント」 だ。

キコには東京でのシンフォニー上演に特別な思い入れがあったが、より高い次元から見ればどちらが優先するかは火を見るよりも明らかだった。たまたま、東京キャンセルの間隙を縫って韓国公演が滑り込めたのは、いわばただの偶発的幸運に過ぎなかった。

混乱というか、悲劇と言うべきか、それはユダヤ教のお祭りに太陰暦で移動するものが多いことから起こった。運悪くユダヤ教の祭り「ラグ・ボメール」がその一つだった。今年は5月5日だったその祭りが、2016年は5月25日に祝われることが判明したのは、不幸にも東京にキャンセルの指示を出した後だった。25日なら7日のサントリーホールとはもともと競合しなかったのだ。

しかし、一旦キャンセルしたものを元に戻すのは、不可能に挑戦するに等しい。こちらの信用はすでに地に落ちている。キャンセル後に他の企画がその日に予約を入れていたら万事休すだ。案の定、リハーサル会場の三日のうち一日が早くもよそに取られていた。それらを調整するのは実に神経のすり減る複雑な作業になりえた。全てが無事復元できたのは奇跡としか言いようがない。

しかし、まだ何が起こるかわからないぞ、という一抹の不安が、この1か月の間、このことをブログに書くのを控えさせた。念には念を入れたほうがいい。キコは、詳細は9月初めのイタリアでの集いで詰めよう、と言った。

さて、一夜明けて今朝、世界中103か所の「レデンプトーリスマーテル神学院」の院長たちの集いで4か月ぶりにキコと顔を合せた。彼は私を見つけて歩み寄ってきて、私の頬髭を優しくなぜながら耳元でささやいた。「東京へ行こう!」彼は私の忍んだ理不尽な苦労の全てを十分に察していたのだ。

この瞬間、心の中にスーッと安堵感が広がった。今度はもう間違いない。と同時に、これは偉いことになったぞ。5月初めイスラエルでの「ラグ・ボメール」の集い以来、まる4か月の時間が空転し、その間に進めるはずだった準備作業は全部積み残されたままだ。残された時間は7か月。コンサートの宣伝。招待客への案内、チケットを捌いて会場をいっぱいにする段取り、200人の演奏家の飛行機の手配。食事。国内の移動。練習場の設営。記者会見。本番の詰め・・・。数え上げれば気が遠くなりそうだ。7日のサントリーホールの他、9日の福島公演もある。二正面作戦だ。

ど素人の私一人では逆立ちしても対応しきれない。是非、大勢の善意の人たちの知恵と力を借りなければ、成功はとてもおぼつかない。

皆さん、どうか助けてください!

私は先の「中止」を告げるブログの中で

「友のために自分の命を捨てること、これ以上に大きな愛はない。」

神がおられるのなら、またイエスが本当に復活したのなら、この選択は必ず相応しい実をむすぶはずではないか。

と書いた。それがこんな形で現実になるとは、さすがの私も予想していなかった。

 

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3.11から5年の節目に

「犠牲者の冥福を祈り、被災者を支援する」チャリティーコンサート

〔本邦初演〕

キコ・アルグエイヨ 作曲

   シンフォニー「罪のない人々の苦しみ」全5楽章

トーマス・ハヌス 指揮

キコ・シンフォニーオーケストラ / キコ・シンフォニー合唱団

 

 

2012年5月8日ニューヨークフィルの本拠地、リンカーンセンターのエイブリーフィッシャーホールでの演奏風景

  

東京公演:2016年5月7日(土)6:00 p.m.開演

《サントリーホール》

  制作:(株)メイ・コーポレーション (代表取締役:三枝 成彰)

〒106-0032 東京都港区六本木5-16-5 イタリリアル六本木908 (担当:倉田 瑞穂)

TEL: 03-3584-1951 / FAX: 03-3584-1952

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福島公演:2016年5月5日(木)6:00 p.m.開演

《福島県文化センター》

シンフォニー「罪のない人々の苦しみ」公演実行委員会

実行委員会事務局:〒132-0024東京都江戸川区一之江2-21-6  電話:03-6873-4967

 実行委員:(中島良能、山内継祐、畠隆章 他若干名)

実行委員長:谷口幸紀   携帯:080-1330-1212 

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