(3月18日一部加筆) 前のブログを閉めたあと、コメント欄だけ残して、どんな反応か見ていました。惜しまれる声、存続を望まれる声が幾つか届きました。ただし、個人的な内容のものは公開していません。〔続〕のほうにも、元のものにも、今もって一定数のアクセスがあります。活発に更新できないのに申し訳なく思っています。もうしばらく待ってください。4月の声を聞いたら、またぼちぼちと思っています。最後の頃ブログランキングに現れるほどのアクセスをいただきました。この手ごたえは、新しい時代の新しい司祭の生き方の一つかもしれません。
しかし、今までのトーンではもう続けられません。
本音の話は、不特定多数には公開せず、気持ちの通じ合う仲間内に止めたいと思っています。
それでいて、より多くの人と語り合いたいとも思っています。
この二つの思いは、どこかで矛盾と葛藤にぶつかります。思案しながら、ゆっくり準備と試行錯誤のシュミレーションをしていました。
多分、公開ブログの一部を非公開とし、その部分へのアクセスを希望される方には、ご自分が誰であるかを明かしていただき、その方々に対してだけキーワードをお教えする形である程度解決できるのではないかと思っていますが、技術的な側面をまだマスターしていません。
ブログIDを取得して、準備に着手してから昨日まで、確か、アクセス数も、閲覧者数も、どちらも毎日ずっと0だったのに、ローマ時間の今朝、編集画面を見て、あっと驚き、目を疑いました。突然、無視できない数のアクセスがあったからです。ネットの世界の速さと恐さを実感しました。どういう傾向の人たちなのだろうと、分析していますが、確かなことは分かりません。
それで、急遽方針を変えて、一つだけ公開の挨拶を送ります。どんなコメントが返って来るのか、様子を見たいと思います。
===============
皆さんおげんきですか?
しばらく、ばたばたしていましたが、昨日、今日、少し気持ちに余裕が生まれました。
私の部屋は、丘の上のレデンプトーリス・マーテル神学院の3階で、窓は東向きです。
遠くに、イタリアの背骨のアペニン山脈を望むことが出来ます。
高い頂はまだ真っ白に雪で覆われています。
緑の牧場を隔てて、ローマの町外れの家並みが見えます。
その上を、町の南のはずれのチアンピーノ飛行場(チャーター便と軍用)へ次々とゆっくり降りていく飛行機の姿が小さく見え、時たまきらりと光ります。
スペイン人のハビエル神父が数日前に教皇代理として日本にたって行ったようです。
日本の司教さまたちと交渉するためです。
成り行きを祈りながら見守っています。
usagi 拝
p.s. またしばらく沈黙に入るかもしれません。ご容赦ください。