引き続き質問に回答します。
071. 本の登場人物になれるとしたら、誰(何)になりたいですか?
Q60あたりから同じような質問ばかりになってきました。
ハッピーエンドになるなら誰でも良い。できれば苦労しないで、裕福で、好きな事をやって生きている登場人物が良いけれど、そういう人物はあまり小説には出てきませんね。
072. 夢中になった作家、現在進行形で夢中な作家の名前を教えてください。
数年前、司馬遼太郎の小説を読み漁ったことがある。中学生の頃に「国取り物語」や「花神」を読んだことがあったが、小説というより歴史の解説本みたいで面白くなかった。それから30年経って読んでみると、全く印象が違ってとても面白く読めた。司馬遼太郎が少しづつ判る歳になったのかもしれない。また20年経って読むと違った印象を受けるかも。
073. 1日だけ作家になれるとしたら、誰になりますか。
オー・ヘンリ。短編であれば1日で書けそうな気がする。
074. 編集者になるとしたら、どの作家の担当になりたいですか?
特になし。編集者の仕事の内容がよく判らないから。
075. 好きな作家に原稿を依頼するとしたら、どんな作品を希望しますか。作家名とジャンルを教えてください。
椎名誠。辺境探検または漂流記などのルポルタージュをお願いしたい。
076.「あの作家に、これだけは言いたい」……ひとことどうぞ!
斉藤孝。最近、本の質が低下しているような気がします。
077. 紙幣の肖像、私ならこの文豪を選ぶ!
夏目漱石です。今は野口英世になってしまいましたが、漱石の紙幣は大事に取ってあります。
078. 文章と作家のイメージが違っていた、そんなことはありますか?
あまりない。もともと期待しているイメージが無いから、、。
079. あなたにとって、詩人といえば。
詩人というより俳人になるが、種田山頭火。「分け入っても 分け入っても 青い山」という自由律俳句に惹かれた。高校の現代国語の先生から「咳をしても一人」の尾崎放哉とか、河東碧梧桐や荻原井泉水などの俳人について教わった。今思うと少し変わった先生で、授業内容は明治の詩人・俳人の話ばかりでした。松尾芭蕉も好きで、奥の細道を旅する計画を立てたが企画倒れに終わった。これは、老後の楽しみかな??
080. 家族……この単語から連想した本のタイトルを書いてください(実在する書名に限ります)。
「メンデルスゾーン家の人々―三代のユダヤ人」。
メンデルスゾーンの音楽も好きだし、彼の家系も素晴らしい。祖父は哲学者。父は銀行家。音楽家フェリックス・メンデルスゾーンは、子供の頃から死んだように眠る人だったらしい。一度眠ると、起こすのが大変だったとか。
寝る子は育つ、、。
まだまだ続く。