プロ野球の日本人最速記録の話題です。
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正真正銘!?由規の日本最速159キロ“疑惑”の記録は幻に
これが本当の日本人最速記録!? ヤクルト・由規投手(21)が14日の巨人戦で7回途中まで4失点で9敗目(10勝)を喫したが、3回に159キロをマークした。3回、松本にファウルされた内角低めの球が159キロを計測。7回、小笠原に投じた内角低めのボール球も158キロで、由規が8月26日の横浜戦で161キロを出すまで日本人最速記録だった五十嵐亮太(当時ヤクルト)、伊良部秀輝(当時ロッテ)らの158キロを上回った。
ところが由規は「どの球ですか? 気づきませんでした」と発言。8月26日の161キロは、テレビのスピードガンは152キロで、ネット裏のスコアラーからも「あれはみんなで話し合って、なかったことにしました」と疑問視する声が続出した。(中略)もっとも由規は他の球場でも常時150キロ台を連発しており、ムチャクチャ速いことは間違いない。161キロのときに続いて、この日も敗戦投手となっただけに、次は勝ち試合で正真正銘の160キロ台を出したいところだ。
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日本のプロ野球ではよく取り上げられる話題です。159kmの球を連投して誰もバットに当てることができず、完封したとかノーヒットに抑えたという話であれば確かに凄いと思います。でもこんなに速い球を投げても7回で4失点してしまうピッチャーというのはどうなのか。確かに話題にはなりますが、ピッチャーとしての評価にはそれほど関係の無い記録のようにも思えます。また球場の話題作りのために、数字の水増し疑惑もあるそうです。由規投手のことはよく知りませんが、球は速いけどコントロールが悪いとか、変化球の切れが無いとか、配球の仕方が良くないとか何か大きな欠点があるのかもしれません。それならば、ゴルフのドライビングコンテスト(ドライバーの飛距離を競う)のような、ピッチャーの球速コンテストをやったら良いかもしれません。スピードだけなら絶対負けないというプロ・アマのピッチャーを集めて球速コンテストをやれば、彼の活躍の場も増えるだろうし、日本最速記録なんかあっという間に樹立されるかもしれません。でも理想としては、由規投手に欠点を修正し経験を積んでもらって、いつかメジャーで投げる姿を見てみたいと思いますけど。