2011年のF1が開幕しました。
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ザウバ-に衝撃! 2台ともがマシンの規定違反により失格(オートスポーツweb)
開幕戦オーストラリアGPでダブル入賞を果たしたザウバーの2台がマシンの規定違反により失格処分となった。ザウバーの2台はオーストラリアGPの決勝レースでセルジオ・ペレスが7位、小林可夢偉は8位に入り、シーズン開幕戦をダブル入賞というかたちで終えていた。しかしレース終了後、スチュワードはザウバーC30のリヤウイングの上部エレメントがレギュレーション違反にあたるとして、ペレスと可夢偉をレース結果から除外すると発表した。これにより、9位フィニシュのフェリペ・マッサが7位に繰り上がり、同じく10位のセバスチャン・ブエミが8位に。ポイント圏外だったエイドリアン・スーティルとポール・ディ・レスタがそれぞれ9位、10位に入るかたちとなった。
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今年のF1は、タイヤの変更、リアの可動式ウイング、運動エネルギー回収システム(KERS)の3つのファクターがレースを面白くしてくれそうです。特にピレリタイヤは今回が初めてのレースということもあって、各チームとも交換頻度がバラバラ、ピットに入るタイミングもバラバラで、レース展開が読みにくくなって、なかなか面白かったように思います。残りの2つは車体のハード面の変更ですが、直線でのオーバーテイクには相当効果があるらしく、トップチームが下位チームを抜く時の速度差はかなりあったようです。そんな中、昨年のチャンピオン・ヴェッテル選手は、この開幕戦も余裕のポール・トゥ・フィニッシュで、今年も彼が主役になることは間違いないと思います。彼に勝つには、タイヤを含めた戦略面と、天候やセーフティカーが入るような幸運が無いと難しいかもしれません。まあシーズンは始まったばかりなので、今後の他ドライバーの巻き返しに期待したいです。小林選手は、堅実な走りでポイント圏を走っていましたが、レース後の車検で失格になってしまいました。予選では、何も問題が無かったのにレース後に失格になってしまうのは、彼の責任ではないのでとても残念です。日本の期待を背負って走っていたので、本人は無念だったかもしれませんが、先は長いし気を取り直して頑張って欲しいです。