ロバート・キャパの写真展を見に行ったことがあります。1枚1枚の場面に人間の小さなドラマがあって、見ている人を惹きつける感じがする写真展でした。
この本の「戦争、平和、子ども」は彼の写真のテーマであり、戦争という厳しい時代に無邪気に生きる子どもたちの姿を捉えています。この中で特に好きな写真は、ヘミングウェイと一緒にくつろぐ息子グレゴリーの表情です。その後ヘミングウェイは自殺してしまいますが、この写真は親と子、2人の親密な時間が感じられて、見ている自分まで癒されるようです。
また戦後の日本の子どもの写真もあります。この頃の子どもはみんな「坊ちゃん刈り」でした。そう言えば、自分の子供の頃の写真を見ると、彼等と全く同じ髪型でした。みんな同じ髪型の日本の子供を見て、キャパは不思議な印象を持ったのかもしれません。この写真集をパラパラとめくって見ていると、いろいろな発見があってとても楽しく、そして子供の無邪気な姿に癒されました。
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