先日、航空写真ファンの先輩と基地へ撮影に行きました。当日の天候は薄曇りで全面灰色の悪コンディション。これではクッキリした写真が撮れないと思い、カメラのフィルター機能を使うことにしました。いつもJPEGで撮るので、画質を「ファイン」、フィルターを「ビビッド」にして、、、と設定していたら、横で見ていた先輩が
「航空写真で、そんなギミックは使うもんじゃない」と注意してきました。結局元の標準設定で撮ることになり、結果は背景のグレーの空に機体のグレーが見事に溶け込んで、何とも冴えない写真ばかり。後日、先輩が自分が撮った写真を見せてやるというので、見に行きました。
ブルーの空に戦闘機が見事に写っています。でも「当日の空はグレーだったよね」と言うと、
「それは、RAWで撮って画像処理すればいいんだよ」と画面を見ながら得意になって説明してくれました。画像処理ソフトで、グレーの空が青色に、、、。
結局、画像処理のタイミングが撮影の前と後の違いだけ。画像処理には変わりない。
「先輩、アホか?それもギミックだろ。よく考えてモノを言え!」