今回は「本命ばかり狙ってしまう人」への処方箋。自分自身は、「最小の投資で、最大のリターンを得る」のがギャンブルの醍醐味と考えているので、本命ばかり狙うのはどうかと思う。でも全く当たらないのも辛いので、本命を買ってみるのも悪くない。
この本の「本命党」の事例では、
A 危険な人気馬と判っていても、「抑え」で買い目に入れてしまう。
B アナを狙うべきレースでも、無難な馬券を買ってしまう。
C まさかの「抜け」が恐ろしくて、総流しをかけてしまう。
D 投資金額が増えるほど「保険」も増えてしまう。
E 資金配分が大切と判っていても、賭け方にメリハリがつけられない。
F 予想以上にオッズがつくと、賭け金を控えめにしてしまう。
G 軸馬候補に迷った時は、結局「社台系」を買っている。
H 人気馬ばかりに目が行き、穴馬の存在に気がつかない。
I 勇気を出して穴狙いをしても、数レース外れると心が折れる。
J 一度くらい超大穴を獲りたいが、本命サイドの思考が捨てられない。
自分の場合、この中で当て嵌まるのは、Fのみ。自信があっても、単勝100倍を超えるオッズがつくと買えない時がある。最小の投資で、最大のリターンと言っても、当たらなければどうしようもない。そうすると、そういう馬券には手が出しにくくなってしまう。これも前回の「買い過ぎ」同様に、どこで割り切るかの問題なのだろう。