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キマグレ競馬・備忘録

競馬、MLB、スポーツ観戦、趣味など気になる事を書いています。

ファンディーナの皐月賞挑戦

2017年04月17日 | Horse Racing

牝馬での勝利を目指したファンディーナの挑戦は、今年の皐月賞のハイライトだったと思います。
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皐月賞 ファンディーナ7着、高野師「力負けです」by サンケイスポーツ
牡馬の壁は厚かった。69年ぶりの牝馬による皐月賞Vを狙い、1番人気に支持されたファンディーナは7着に敗退。3、4番手のインを進み、直線入り口で先頭に立って見せ場を作ったが、坂を上る途中で馬群にのみ込まれた。(中略)「1番人気に推してもらったのに、期待に応えられなくて申し訳ないです」と切り出した高野調教師。「上手にレースを進められたし、大きな不利もなかった。きょうに関しては力負けです」と完敗を認めつつも、「これからの馬。いい経験になったと思います」と前を向いた。次走は未定ながら春にもう1走する予定で、ダービーへの出走に関しては「考えが消えたわけではありません」と高野師。牡馬にリベンジする機会が訪れるのは、そう遠くなさそうだ。
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昨日のレースでは7着に負けましたが、見せ場はあったし、牡馬に引けを取らないパフォーマンスは見せてくれたと思います。岩田騎手もスムーズな競馬で、坂の手前で先頭に立った時はそのまま押し切れるような印象でしたが、そこで脚が止まってしまいました。これまでのレースがいつも直線で並ばれることなくブッチギリだったので、両側から競られて馬が戸惑ったのかもしれません。競られて闘志に火が付く馬と怯んでしまう馬がいますが、牡馬ばかりのレースで1頭の牝馬ですから、おそらく後者だったのでしょう。牝馬同士であれば、また違った結果になっていたかもしれません。次走は決まっていないようですが、できればオークスに出走して牝馬No.1に挑戦して欲しい。今年の牝馬のレベルを考えると、挑戦する価値は充分にあると思います。

ちなみにレース後の記事の掲示板を見たら「なぜこの馬が1番人気だったのか判らない」というコメントが掲載されていました。確かに結果論としてはそうなのですが、人気というものは新聞やテレビ等の情報で形成されるものです。ビデオで何度も前哨戦のブッチギリのレースを見せられると、走破タイムに関係なく、相手が弱くても、競馬場や馬場の状態が違っていても、また同じパフォーマンスが出来ると思ってしまいます。その結果が、人気に反映されているわけです。でも競馬場はコンディションも違うし、馬も生き物ですから、同じ能力が発揮できるとは限らない。レース展開も毎回違うわけだし、そこが競馬の難しさだと思います。人気通りに決まるレースほどつまらないものはない。不確定要素があるからこそ、競馬は面白いと思います。


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