JRA現役最年長のサイモントルナーレが引退しました。
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JRA現役最年長の12歳サイモントルナーレが引退 by 日刊スポーツ
JRA現役最年長の12歳馬サイモントルナーレ(牡、加藤和)が18日付で登録を抹消した。通算78戦して、13年丹頂Sなど4勝。31人の騎手とコンビを組み、藤田菜七子騎手も重賞で3度騎乗した。今後は馬事公苑で乗馬となる。父ゴールドアリュール、母ユーモレスク(母父アフリート)。馬名の由来は、冠名にイタリア語で「おかえりなさい」。ちなみにJRA最高齢出走は14歳ミスタートウジン。
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私が競馬をやり始めた10年前にデビューして、主に長距離戦を中心にコンスタントに走り続けました。最初の数年は上位を走り、アナ候補として予想に入れることもありましたが、2013年9月のオープン勝利以降は、4年半もの間、一度も馬券に絡むことはありませんでした。「人気以上の着順」で入線することも多かったのですが、さすがに近走は「最低人気の着順通り」が定位置となって、少し可哀そうな気もしました。それでも約10年、走り続けて78戦というのは立派な戦績です。戦ってきた相手も、ラブリーディやゴールドシップ等の名馬たちだし、成績を残すことはできなくても、レースを構成する競走馬の一頭としてきちんと役割を果たしたと思います。長い間、よく頑張ってくれました。次の職場は馬事公苑との事なので、機会があれば見に行きたいと思います。お疲れ様でした。
ちなみに某ローカル局の昔の競馬番組で、あるアナウンサーが、この馬の名前を「サイモンと、ルナーレ」と呼んだことがありました。彼の頭に、アメリカの有名なグループの名前(サイモンとガーファンクル)が浮かんだのかもしれません。