昔の探検家は、未踏の世界に挑戦していましたが、現代の探検は挑戦の意味が昔とはかなり違っているようです。江戸時代の鳥島漂流民たちを追ったルポルタージュを読んでみました。
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著者は探検家で、以前ロビンソンクルーソーの島を探検した本を読んだことがあります。今回は日本の漂流民がいたと言われる鳥島で、彼等の生活の痕跡を探すのがテーマです。鳥島は東京都の南方に位置する絶海の無人島であり、そこへ行くには手続きや交通手段等かなりハードルが高い。レポートは鳥島に向かうまでの 困難から始まり、島の紹介、漂流民の痕跡探し、著者の推理など前回のルポ同様に面白く読めました。読後は、多少モヤモヤした印象が残ったけれど、現代の探検というのは、昔とは違う困難さ(社会のルールなどの障害)があることがよく判る。現代の探検は、テーマに深く興味があって、準備の煩雑さを厭わず、社会的な障害を乗り越えて実行できること、高いモチベーションを失わないことが必須のようです。
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