キマグレ競馬・備忘録

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東京パラリンピック~高嶋騎手が日本代表候補に

2021年06月17日 | Horse Racing
元JRAの高嶋騎手が東京パラリンピックの馬術競技の日本代表候補に選出されたそうです。
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JRA元騎手の高嶋活士が、東京パラリンピックの馬術競技で日本代表候補に初選出
日本障がい者乗馬協会は16日、東京パラリンピック大会の馬術競技の日本代表候補選手に、元JRA騎手の高嶋活士(28)を初選出したと発表した。代表候補はほかに3人。JRAの騎手経験者が馬術で五輪代表に選ばれるのは初となる。
2011年にJRA所属として騎手デビューを果たし、同期には横山和生、森一馬騎手らがいる。13年2月の障害戦で落馬事故に遭い、リハビリ期間中に馬術競技を知り五輪出場を新たな目標に置き、努力を重ね大舞台にたどり着いた苦労人だ。(中略)
競技は8月26日~30日までで、東京・世田谷区の馬事公苑で開催される。byスポーツ報知
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高嶋騎手は2011年騎手デビューということですが、正直なところ、全く記憶にありません。おそらく新人で平地デビューするも勝てずに障害レースに転向したことで、認知度が低かったことがあると思います。JRAの障害レースは週末に1、2レースあるだけの地味な感じのレースです。しかもデビュー後2年で落馬負傷、引退となれば、彼の事を知らない人の方が多いと思います。一度の落馬で騎手生命を失うこともある障害レースは、大変リスクが高いレースなのです。今回、彼が馬術競技に転向してパラリンピックの代表になったことは、同じような境遇の騎手に勇気を与えるものだと思います。日本代表として、是非頑張って欲しいと思います。
因みに以前、同じく落馬で障がいを抱えた常石元騎手のドキュメンタリーを見た事があります。彼は残念ながら代表にはなれませんでしたが、この競技は年齢不問なので、いつかはチャンスがあると思います。是非、代表を目指して今後も続けて欲しいです。

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