話題の馬がデビュー後、2日で引退してしまいました。
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デビュー戦の報知杯弥生賞で最下位のヘヴィータンクが引退 Byスポーツ報知
4日の報知杯弥生賞・G2で異例の重賞でのデビューを果たしたヘヴィータンク
(牡3歳、栗東・森厩舎)がわずか1戦のみで引退することが6日、分かった。
重賞のみのキャリア1戦で引退する競走馬は84年のグレード制導入後、初めて。
今後は乗馬になる予定。
クロフネを父に持つ同馬は豪華メンバーがそろった皐月賞トライアルを初戦に選んだが、
道中はついていけずに追走に手いっぱい。9着のアサクサスポットに20秒7離され、
勝ったダノンプレミアムからは22秒9も離される大差の最下位となる10着に沈んだ。(後略)
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次戦に期待と書いたばかりのへヴィータンクですが、結局一戦のみの引退となってしまいました。
20秒差は「能力の問題」と判断されたのでしょう。結果を見れば、これは致し方ないと思います。
前代未聞の一発屋ですが、もし勝ち馬と数秒差くらいの走りをしていれば、
現役続行していたかもしれません。ちょっと負け過ぎでした。
それはともかく、重賞挑戦の「抜け道」を明らかにしてくれたのは、この馬の功績?で、
今後は、能力はあるけれどデビューが遅れた馬や未勝利戦で僅差負けした馬などが、
「一発」を狙ってエントリーするかもしれません。
そういう意味では話題性もあったし、競馬界の珍事として忘れられない馬になりそうです。
競馬は向かなかったけれど、乗馬の世界では活躍して欲しいものです。
昨日は、ヒシマサルが亡くなりました。
5年前に浦河の優駿ビレッジに行った時に、ウィニングチケット、ダイユウサクと一緒に
牧場で余生を過ごしている姿を見ました。このニュースを見て、その時の様子が目に浮かびます。
この馬との接点はそこだけで、一期一会となってしまいました。冥福を祈りたいと思います。