Jun日記(さと さとみの世界)

趣味の日記&作品のブログ

美湾

2017-11-23 16:01:33 | 日記

 マウントオルガ等のサンセットツアーの話に入る前に、スーパーマーケットやレストランでの思い出を書きましょう。行ってみるとそれなりに思い出は出来るものです。

 ホテルの部屋に手荷物を置いた私は、地図を頼りに、ガイドさんからぜひ手に入れてくださいと言われていたハエ除けの品を買おうとスーパーマーケットに出掛けました。1人旅でしたから、誰かと待ち合わせして出かける訳ではなく、呑気にホテルの正面玄関から1人で出て行きました。

 地図を見ながらそれらしい方向へ進んでみましたが、スーパーマーケットらしい建物は見えません。何処だろうと地図と睨めっこしていると、うろ覚えですが、ゲートのような物があり、そこを行きかう人がちらほら見えました。その内そのゲートから出てこちらへ歩いてくる人の声が聞こえて来ました。日本語です。

 「すみません、スーパーマーケットへ行きたいんですが、ご存知ですか?」

と、日本語を頼みの綱に訊いてみました。聞かれた人は家族連れだったようです。それでこちらも声を掛け易かったんですが、奥様の方では怪しがって相手をするなという感じでしたが、親切にご主人の方が、

「スーパーマーケットなら、このゲートをくぐってこの道を真っ直ぐ行くと、突当りを右に、白い建物ですからすぐ分かります。」

と、教えてくださいました。私は勿論笑顔でどうもありがとうございます、とご主人、奥様にも会釈してこのご家族と別れました。

 話では、このご家族も今行って来たところだそうでした。スーパーマーケットというより…と、ご主人は何か言いたそうでしたが、行ってみれば分かりますと笑顔で言葉少なでした。

 


美湾

2017-11-22 14:50:54 | 日記

 ホテルチェックインの時間は、「ツーヘックツアー」の予定表に3時とあります。部屋の準備が整えばそれより早く入れたようです。私のこの旅のメモには時間の記入が無いので、分かるのは日にちだけです。メモの出来事がその日の何時の事なのかは分からないのです。私が何時どんな事をしていたのかは極めてああやふやです。

 エアーズロック着が12:20なので、チェックインまで2時間半ほどあります。「マウントオルガとエアーズロックサンセットツアー」が15:15からの予定なので、この予定時間に合わせてこの日のことをあれこれと思い出してみると、ホテルの部屋に入ってからは2時間ほどの余裕があったと思います。何故なら、その間、私は同行ガイドさんのアドバイスに合わせ、スーパーマーケットでハエ除けネットを購入したり、空腹や喉の渇きを覚え、スーパーの後レストランでレモンティーを飲み、ピザのテイクアウェイ(日本で言うテイクアウト)を頼んだりしていたからです。余裕ですね。

  ピザはホテルまで持ち帰り、道の途中で行き合った同行の方達に少しずつ分けてあげました。マルゲリータのホールのピザでした。フルムーンのご夫婦とホテルのロビーで出会うと、椅子に座って3人で残りのピザを平らげました。食事が合わないと言っておられた奥様の方も、あっさりしたピザなので、これは食べられると喜んでおられました。

(中心の赤っぽく見えるのがエアーズロック、先住民の方達の聖地だという事でした。エアーズロックを彼らの言葉でウルルといいます。当時は先住民の方達の言葉で呼ぼうという動きが大きく、今でもエアーズロックはウルルと言われているようです。私もここを訪れてその事を初めて知りました。知ってからは、私もウルルというようにしています。それで、以降この紀行文でもウルルに切り替えて書きます。私のこの旅行は、メインがウルル登山という目的のオーストラリア旅行でした。

  この写真を撮影した場所は、ウルルを見るための展望台という事でした。「私達は登山するのでもっと近くで見られます。明日登りますね。」と同行ガイドさんに言われ、一同、皆ニンマリするのでした。ウルルは登山出来ない時期もあるのです。

  ここへの道は、グリーン島のように木の板を組んだ渡り廊下のような道でした。車を降りると木の桟橋は潅木の中に長く伸びて直線的に折れ曲りながら造られていました。島より幅は狭かったのですが、距離は比べ物になら無いほど長い距離でした。私達はその潅木に伸びる桟橋の上を歩いて渡って行きました。

  この写真が私のオーストラリア旅行の最初の写真です。ここまで来て初めて写真を撮る衝動に駆られたというか、シャッターを切る誘惑を抑えられ無くなったというか、どちらかといえば後者でした。秘密の旅行の痕跡を残したく無くて、私はここ迄写真を撮る衝動を抑えていたのです。しかし、遥かに隆起する憧れのウルルに、私の胸中に湧き上がって来る喜びも一入な物でした。)

 


特に決まっていません

2017-11-22 14:28:01 | 日記

 これといって特に決まっていませんが、3カ所ほどをぐるぐるとローテーションで行っています。

 1件はトウモロコシの描き上げや揚げ物が美味しい寿司店、1件は吸い物やデザートが気に入っている寿司店、1件はネタが美味しい寿司店です。

 共通しているのはくるくる店特徴の割安感です。昔は食慾に任せて食べていましたが、今は欲しい物をそれなりに食べておしまいという感じです。

 食べに行くくるくる寿司をくるくる変えるので、認知症の母が、その店に無い物を欲しいと言ったり、皿を入れる所が無いとか、ここは当たりの画面が無いのかとか、質問して聞いてくるので困ったこともありました。今は外食はしないように心がけています。節約節約です。


美湾

2017-11-21 16:12:22 | 日記

 さあ出発するから、という事で皆が機内に戻ってみると、機内には下りずにいた人がいたのかどうか、もう2、3人乗り込んでいる人がいました。ここまで来たのと同じ機体だったのかどうかも不明ですが、下りなかった人がいるのなら当然同じ機体ですね。私にはどうもよく分からないのです。

 再び機内に乗り込んでからの席は、来た時の、進行方向に向かって右の座席の窓際から、左の座席に移ったような気がします。これも記憶がはっきりしません。多分窓際になったと思うのですが、通路側であったかもしれません。まぁ、兎に角無事アリススプリングスの空港を後にしました。ここから先は地表を見下ろしながら進んだようです。この先の空は晴天だったのかもしれません。

 メモによると、

「エアーズロックの赤茶土印象的、塩だまりの湖、空より水色」

とあります。水溜り等の池や湖ではなく、塩の結晶が広がった塩湖に空の色が反射して映っていたようです。空から見ると白や水色、輝くように発色している等、色々な色に見えた湖です。勿論美しい光景でした。私はこれは初見聞でした。

 覚えている説明では、このエアーズロックの土の色は土の中に多く含まれている鉄分のせいだという事でした。エアーズロックという岩は一枚岩の砂岩だという事でした。私は砂なら脆いのではと思いましたが、如何してなかなか泥岩のような滑らかな見た目の硬い岩でした。滑るというような粘度でもなかったので、やはり砂なのかなと思うと、とても微細な砂の固まった物なのでしょう。確りとした硬度を足下や鎖を繋いでいた打ち込まれた杭に感じた登山でした。登山は到着した翌日の事です。

 


美湾

2017-11-21 11:03:26 | 日記

 エアーズロックへはアリススプリングスを経由しての飛行路です。私はアリススプリングスの空港の事はもう忘れていましたが、メモに

「アリススプリングスで中継。青い空、夏らしい。草、香りよし。空港内の通路も芝。」

とあります。ここまではアリススプリングスの空港の事だと思われます。うろ覚えですが、ケアンズから乗って来た飛行機を降りて、割合広々とした空港路を歩いたように思います。確かに夏草香る芝の道だった気がします。青い空と白い雲、緑の芝生、近代と自然が調和したような、当時は如何表現したらよいか分かりませんでしたが、昭和の香り懐かしいような空港だった気がします。私は幼少の頃に同級生と地元の空港を見学に行きましたが、その空港のイメージを思い出していたと思います。私にすると35年程前の香しく懐かしいイメージでした。

 この空港では皆飛行機から降りたようです。気候風土を満喫しながら通路を歩く私のすぐ前を、異国の女性が歩いていました。その人の後ろ姿を見ながら、日本とは違うなあと異国情緒を感じたものです。私にとってのかなり久しぶりの海外、1人旅のこの旅では、団体といっても自分1人で何でもする事が多く、気持ちが引き締まっていたのでしょう。異国の人、特に白人系の人がよく目につきました。会話もそうですが、自分の近距離に異国の人がいるという事自体相当珍しい事でした。しかも、皆観光気分なので開放的で、それとなく打ち解けた親しみのある雰囲気だったので、あまり違和感や拒絶感といったものを感じないでいました。

 (これはシドニーで撮った集合写真の裏表紙の絵です。可愛い絵柄でオーストラリアの観光名所が表現されています。絵からも分かるように、ケアンズからエアーズロックまでは午前の移動でしたから、太陽を後方にして飛行したのでしょう。順光で見通しの良い光景だった訳です。)