中清水水神公園(なかしみずすいじんこうえん)。
場所:御殿場市中清水641-1地先。国道246号線「矢場居」交差点から東に約200m入ると、道路の中央に木が生えているところがあるので、そこを右折(南へ)。「中清水報徳会館」という公民館?の先。駐車スペースあり。
富士山麓には多くの水源があるが、「中清水水神公園」もその一つで、小祠ながら鳥居を備えた「水神社」があり、清らかな水が湧き出している。この辺りは「駒門風穴」の真北、約1.5kmの場所にあり、「横走関」や古代東海道の「横走」駅の想定地内にあるといってよい場所である(2011年11月8日記事参照)。富士山の度重なる噴火によって、地形その他風景全体が古代とは全く違ったものになっているはずなので、当時と比べることはできないが、菅原孝標女が「更級日記」に記した「えもいはず大きなる石の四方なる中に、穴のあきたる中より出づる水の、清く冷たきことかぎりなし。」という情景は、例えば下の写真2のような姿だったとは考えられられないだろうか。清水が湧く場所も長い年月には変わってしまっただろうが、古くから、このような場所が多く見られたのではないだろうか。長い旅路には、泉はまさにオアシスであり、こうしたところにこそ駅家が置かれたのだろうと思う。
「名水アルバム」さんのHPから(中清水水神公園)
写真1:「水神公園」の看板
写真2:池の北側の水源。石の祠がある。
写真3:池の中の石像。不動明王だろうか?
写真4:池の南側の「水神社」。裏手に水源がある。
場所:御殿場市中清水641-1地先。国道246号線「矢場居」交差点から東に約200m入ると、道路の中央に木が生えているところがあるので、そこを右折(南へ)。「中清水報徳会館」という公民館?の先。駐車スペースあり。
富士山麓には多くの水源があるが、「中清水水神公園」もその一つで、小祠ながら鳥居を備えた「水神社」があり、清らかな水が湧き出している。この辺りは「駒門風穴」の真北、約1.5kmの場所にあり、「横走関」や古代東海道の「横走」駅の想定地内にあるといってよい場所である(2011年11月8日記事参照)。富士山の度重なる噴火によって、地形その他風景全体が古代とは全く違ったものになっているはずなので、当時と比べることはできないが、菅原孝標女が「更級日記」に記した「えもいはず大きなる石の四方なる中に、穴のあきたる中より出づる水の、清く冷たきことかぎりなし。」という情景は、例えば下の写真2のような姿だったとは考えられられないだろうか。清水が湧く場所も長い年月には変わってしまっただろうが、古くから、このような場所が多く見られたのではないだろうか。長い旅路には、泉はまさにオアシスであり、こうしたところにこそ駅家が置かれたのだろうと思う。
「名水アルバム」さんのHPから(中清水水神公園)
写真1:「水神公園」の看板
写真2:池の北側の水源。石の祠がある。
写真3:池の中の石像。不動明王だろうか?
写真4:池の南側の「水神社」。裏手に水源がある。