神が宿るところ

古社寺、磐座、不思議・パワースポット、古代史など極私的な興味の対象を見に行く

御嶽神社(秋田県湯沢市御嶽山)

2015-05-23 23:48:15 | 神社
御嶽神社(みたけじんじゃ)。
場所:秋田県湯沢市字御嶽山6(「御嶽山」(標高318m)山頂)。国道13号線と国道398号線の「表町四丁目」交差点から、国道398号線を「栗原 小安峡」方面へ(東へ)約1.7km進むと、車道登り口に「御嶽神社」の説明板がある。そこから「御嶽山」山頂まで約1.1km(狭くて急な坂道なので注意。)。山頂付近に駐車スペースあり。なお、山麓からは他にも登山道があるようだ。
当神社の創建は保延元年(1135年)。元は、湯沢市街地の南東にある「古御嶽山」(「湯沢スキー場」のあるところ)山頂にあったが、中世以降、出羽国式内社「塩湯彦神社」が廃れた後に、現在地に遷座してきたという。即ち、式内社「塩湯彦神社」は秋田県横手市の「御嶽山」山頂に再興されているが、本来は湯沢市の「御嶽山」山頂に鎮座していたとするのである。「湯沢市史」(昭和40年12月)によれば、秋田県の式内社3社はいずれも雄物川筋道にあって、開拓が山麓部から平坦部に移ったことを示すという。そして、「塩湯彦神社」というからには温泉があったはずだが、横手市の「御嶽山」にはそれがなく、湯沢市の「御嶽山」の山麓には今も温泉が湧いている(「湯ノ原温泉」)のを証拠とする。その真偽については確かめようがないが、当神社は祭神として建速須佐之男大神(タケハヤスサノオ)を祀り、湯沢市街地から近く(湯沢市役所から直線距離で約1km)、東北の鬼門に当たることから、近世に湯沢の領主であった佐竹南家の崇敬を受けていた。今も、山頂からは湯沢市街地が見下ろせ、遠くに「鳥海山」も望むことができるため、湯沢市民に親しまれているという。


秋田県神社庁のHPより(御嶽神社)


写真1:湯沢市の「御嶽山」山頂にある「御嶽神社」。鳥居は見かけなかった。


写真2:「御嶽神社」社殿


写真3:境内にある蔵王権現と観音の石像


写真4:山頂から西に湯沢市街地と「鳥海山」を望む。なお、「御嶽山」山頂にはテレビ・FMラジオの中継局が設置されており、写真下側に写り込んでいるのは、そのアンテナの一部と思われる。
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