神が宿るところ

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大生の思井戸

2017-12-23 23:03:18 | 史跡・文化財
大生の思井戸(おおうのおもいど)。
場所:茨城県潮来市大生。「大生山 延命院 観世音寺」(前項)前から北西~北へ、S字カーヴを約120m下る。駐車場なし。
「大生の思井戸」は、「大生の七ツ井戸」の1つで、「大生神社」(2017年12月9日記事)の神泉、御手洗池とされた湧き水。「鹿島神宮」(2017年10月7日記事)の御手洗池と印象がよく似ており、それに倣って構築されたようだ。現在も水が湧いており、地元の酒造メーカー「愛友酒造」(潮来市辻)は、この「思井戸」と同じ水脈の水を仕込水に使っているそうである。昭和51年に潮来市指定文化財に指定されている。


写真1:「大生の思井戸」。鳥居が建立され、泉自体が神聖視されているようだ。


写真2:標柱と石祠。「青龍宮」を祀るという。


写真3:現在も泉が湧いており、鯉が泳いでいた。
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