風が花に向かって手紙を書くというので、いつの間にか郵便屋さんの代わりをさせられてしまった。立ち寄る予定もなかった花の上で「おかしいな。こんなことが前にもあったようだぞ」羽を休めながら、蝶は真昼の月に謎をかけた。そして、自分自身の旅を思い出すと新しい風を待ち始めた。#twnovel
新年は迎えられないかもしれないという
父は夏休みが終わる前に
旅立った
光を元へ戻すのに
10000円かかると言われたが
13時から17時の間に訪れるという人は
13時ちょうどにはやってきて
実際は2000円で済んだのだ
「最大の場合を言うんだよ」
工事のおじさんは
じっとこちらを見て話すので
負けじとじっと見て話す
父の面影
結果は3週間後に知らせると言うけれど
10日してよくない知らせが届いた
お昼前に着いた病院はいっぱいで
2時間待たねばならないと言う
(また大げさに言っている)
新しい本を開いた
まだ何でもないような
時間が好きだ
そして 5分がすぎた
父は夏休みが終わる前に
旅立った
光を元へ戻すのに
10000円かかると言われたが
13時から17時の間に訪れるという人は
13時ちょうどにはやってきて
実際は2000円で済んだのだ
「最大の場合を言うんだよ」
工事のおじさんは
じっとこちらを見て話すので
負けじとじっと見て話す
父の面影
結果は3週間後に知らせると言うけれど
10日してよくない知らせが届いた
お昼前に着いた病院はいっぱいで
2時間待たねばならないと言う
(また大げさに言っている)
新しい本を開いた
まだ何でもないような
時間が好きだ
そして 5分がすぎた