眠れない夜の言葉遊び

折句、短歌、言葉遊び、アクロスティック、夢小説

手の中の星

2012-05-14 15:10:21 | ショートピース
手の平にある球体をもう一方の手で撫でながら、どこかにある切れ目を探していた。「切れ目がないと引き出せないからね」もう何周もしていたが、その確信からか手は回転を止めない。「見つからなければまるで包めない」サラン星人が手を休めない間、星は夜になったり春になったりした。#twnovel

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