ノイズが交じりはじめて間もなく
虹色バスが途切れた
神々しい声が謎のメッセージを残して無音になる
真夜中だというのに外から轟音
ついにその時がやってきたのだ
彼らは着陸した
カーテンの向こう側で
円盤から放たれる圧倒的な光
来ると思っていた 必ず来ると思っていたんだ
来ると思っていたことを君は誰かに伝えたいと思う
ニュース速報が怖くてテレビをつけられない
少しもカーテンには触れず
君は無言のまま折句の扉を開く
今しても仕方のないことだけをしたいと思う
こんな時に招かれる言葉
できあがった歌に 何の力があるだろう