この局面さて、最善手は?
残念ながら、リョウセイ君は発見できず上手の逆転になってしまった。
たくさん駒持っていますが、ギリギリの終盤、下手は2手すきですので1手すきで追い詰めて必至を掛ければゴール。
リョウセイ君は読んで居ない、ただ感覚で指している。
まだ小学1年生ですから、読めないから、そこは問題外で感覚が、どうやって右手を動かすか、そこがポイントです。
では、みなさん考えてみましょう。
クライマックス・シーンから表題にしましたが、図は下手▲4四歩に上手△5五歩と変化した図です。
二歩突っ切り定跡で、この歩を△同歩とありますが、これは下手練習用で勝負なら絶対に△同歩とはならない。
ここからが、捻り合いの始まりです。
▲4四歩の前に△5五歩なら、1回▲4六銀と下がり次に▲5六歩から中央で勝負する指し方が定跡とされています。
しかしながら、下手▲4四歩を見てから△5五歩と変化、おそらく上手は、この子強いと感じたのでしょう、勝負の世界でプロの資格まで這い上がった若き四段は本能的に、この手を選ばしたのかもしれません。
ここから、どう指したら最善なのでしょうか。
そして、リョウセイ君は、どう指したのでしょうか。
以下次回とさせて頂きます。
PS
今日の日曜教室で、初めてリョウセイ君に2枚で土を付けられてしまいました。
先日のリュウ君に続き二人目。
次回は、リュウ君並の命がけモードで相手しなくては・・・(汗)