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始めと終わりにあるものは Ⅱ

2014-03-05 05:30:04 | 将棋

週刊将棋にコラム連載中の、アマ強豪美馬さんのコーナーが、面白く毎回楽しみにしている。

なんでも本で覚えた将棋で、終盤が弱かったから詰将棋で鍛えてとあり、その後どうしたか「己を知る」シリーズが面白い。

羽生先生の本を立読み(買ってない)した時だが、プロもアマも同じで、棋譜並べ・詰将棋・実戦と反省だと書いてあるも同じだが、行っているレベルが違うだけなんだと改めて思う。

こういう芸事は、興味を持てば自然と自走するから、いかに興味(面白さと楽しさ)を抱き取組んでくれるかの、きっかけだけを伝えるのがポイントになって来るが、ダイエットと同じでハードルが高い方法は挫折するので要注意になる。

いわゆる「難しくするのは簡単」。

管理人も本で覚えた将棋で終盤が極めて弱く、そのうえ詰将棋で鍛えるなんて苦労はしてなかったので、弱いまま将棋の世界から25年離れた結果、再開した頃は浦野先生の詰将棋ハンドブック3手詰を解くにも苦労していた。

立場が人を変えるとは良く言ったもので、自分が行っていて楽しくないと特に、子ども達には伝わって行かないので、コツコツ始めたら解けだしたので面白くなって来て、普段は散歩程度で将棋世界を過去問題的に利用して「実戦に役立つ5手・7手詰」が毎日行うには丁度良いレベルになって来た。

そんなこんなをしていたら、少し力も付いて来たのか週刊将棋の詰将棋ロータリーも解くようになって、伊藤果七段の作品のファンになってしまった。

  伊藤果作 詰将棋ロータリーより。

この図を見るた瞬間、6四に桂馬が居るので、玉を中央方面に追う手順から考えたらスイスイ。

 伊藤果作 詰将棋ロータリーより。

これは打歩詰め解消作品だと見れば判るが、伊藤先生だから普通の解消手順では無いだろうと普通じゃ無い手から考えるか、普通の手から考えて消去法で行くか、そこから楽しめる。

 伊藤果作 詰将棋ロータリーより。

3五の金と4六の歩が何故配置されているのかから考えると、王様が詰む位置が何となく浮かんで来て、そこへ追う様にかんがえると意外と早く解けそう。

その他、新81枡物語で山崎八段の記事も面白かった。

最近はネットも発達して紙離れになっていますが、編集内容も充実していて、さらりと読むも良し、少し腰を据えるも良しになっています。

 

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