「家」 @ 鎌倉七里ガ浜 + 時々八ヶ岳

湘南七里ガ浜(七里ヶ浜とも)から発信。自分の生活をダラダラと書きとめるブログ。食べ物、飲み物、犬の話題が多い。

とても買えない状態のまま前半が終わった2022年、後半の始まりは引き続き売りで行こうかな@鎌倉七里ガ浜

2022-07-02 21:51:28 | モノ・お金
毎度毎度過去を振り返る。

金融市場の過去の変動のパターンを思い起こして、それをベースに今後はどうなるんだろう?と考えてみるが、事前に考えたとおりには展開して行かないのが金融市場だ。変幻自在の生き物なんだよねぇ。

ザ・スパイダース 『あの時君は若かった』 1968年

  

懐かしい曲。。。この私も小学生だったぜ。

6月も散々だった。米国株式市場の代表的指数であるS&P500は下がった。しかし第四週(21日~24日)は久々の反騰。


【Investing.com】

そうなると「昨年暮れの最高水準からは一旦はこの指数も20%ほど下落したわけだし、もう下げ相場としては十分だし、これからは相場が回復する」・・・なんて声がたくさん上がり始めた。

多かったのがこんな意見だ。

【Bloomberg】

「6月末は暦年の上半期の終わりである。機関投資家(年金基金、各国政府ファンド、金融機関等)には資産配分の方針ってものがあって、例えば「株式40%:債券60%」なんて具合に保有資産の割合を定めている。ところが今年前半は株価が大きく下げたため、時価で見た株式への配分が過小になっているはずだから、6月末までにまた株式を買い増して方針どおりの割合に戻しておく動きが活発となり、6月最後の第五週は株価が大きく上昇するだろう」

【Bloomberg】

多くのストラテジストがそんな予想を出していた。

しかしそうはならなかったのだ。

上のグラフに第五週を付け加えてみたら、ご覧のとおりになる(↓)。

【Investing.com】

第五週は下げ続け、6月30日を迎えたのである。

そんなもんなのだ。プロだって当たらないのである。

結局米国株式市場は、今年に入って半年続いた大きな下げ相場(下のグラフ)の中で今もウダウダしているのだろう。長い下げ相場だって、途中は上がったり下がったりしながら全体としては下げて行くものだよね。


【Investing.com】

ところでこの半年は、下げ相場の期間としてすでに十分に長い期間を経たと言えるものだろうか?

景気の好循環が続き株価が長期にわたり上げ続けて、やがて景気が行き過ぎて金利が上昇し景気が冷え始め、それを認識した株式市場は下げに転じて、その後もっと長い期間にわたり株価は下げる。それが普通だ。

ITバブル崩壊の下げ相場(赤)も、金融危機の下げ相場(緑)もそうだった。

【Investing.com 縦軸は対数目盛にしてある】

下げ相場が1年や2年、あるいはもっと続いてもおかしくないのである。

上のグラフで右の方にある2020年2月に始まったコロナ禍の下げ相場(黄)はパターンとしては例外的な下げだった。あまりに短期間であまりに激しく下げたのである。過去経験して来た通常の景気変動要因とは異なる新型ウィルスの登場で市場は動揺したのだろう。僅か1か月と少しの期間で大きく下げたが、すぐ反騰し始め、その後はどんどん上昇していった。

そんなわけで、まだまだ続くであろう「景気が過熱した後はハードランディング(ショックを伴うような景気悪化)するか否か」という議論の中で、株式市場の下げ基調はまだしばらく続くんじゃないかと想像する。

だから売り(=S&P500指数が下がったら単価が上がる仕組みのETFを購入して持つ)をしばらくは継続してみよう。

しかし実際にハードランディングとなるかどうかは今の時点で誰にもわからず、意外にも米国中央銀行が一縷の望みで期待しているソフトランディングが実現してしまう可能性もある。

すでに米国債券市場はそれを一部読み込んでいるのかもしれない。6月後半、米国債の利回りは下がり始めたのだ。株式市場の反応と債券市場の反応に多少でも違いが見られる時、たいてい債券市場の方が賢い(笑)。

【Investing.com】

意外に景気が軟着陸して、「お先真っ暗だぁ~!」なんてことにはならないのかもしれない。

あるいは逆に、債券市場はすごい景気悪化を読み込んでいるのかもしれない。

どちらにしろ、しばらくは暗い話が多く、株式市場はまだその暗さを十分織り込んでいないように思える。

・・・なぁ~~んてね。「過去の経験から一生懸命将来を推測しても当たらないものだ」と、金融市場に係る古典的名著の著者マルキール博士なら言うでしょうね。


アナリスト、ストラテジスト、ファンドマネジャー、エコノミスト。彼らがやっていることはほぼ無駄だと博士は言う。

それくらい市場は常にランダムに動くらしい。

コロナ禍の暴落のパターンがそれを示しているね。あれはあまりに短期間であまりに急激な下げだった。「こんなパターン見たことない」と多くの人が言うが、結局市場ってそういうことの連続なんでしょうね。

今度の金曜日は先月の米国雇用統計の発表がある。労働市場がひっ迫しているという結果が出たら株価が下がる、逆なら逆というパターンになるんじゃないかな・・・なんて、しつこく無駄な予想をする(笑)。
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鎌倉七里ガ浜自宅厨房 / 毎日ナス ❢!なこの季節は、肉巻きナスの味噌バター照り焼き

2022-07-02 04:22:10 | 食べ物・飲み物
いきなりですが、この曲をどうぞ♪

Long Tall Sally (Remastered 2009)

 

邦題 のっぽのサリー♪ 

この季節は、とにかくナスを食べましょう。

ナスがおいしいのです。


またまた長野県内Aコープでただで配られていた冊子「おあじはいかが」から、ナスのレシピ。


肉巻きナスの味噌バター照り焼きだ。


とにかくAコープの農産品を食べさせようという意欲満々の冊子。

素晴らしい熱意だ。

大葉を洗い、水をペーパーで拭きとり、乾かせる。


茎を切り落とし、巻いて、細く切る。


出来上がりだ。


ナスは1本を八等分。タテにね。

そして積み上げる。


これは全体でナス4本だ。

8等分したのであるから、合計で細いのが32本。


これを3本ずつ取って、豚バラ肉薄切りを巻き付ける。


本数的には最後は2本が余るけどね。

米国産ポークをありがたくいただきましょう。


ご覧のように巻く。


どなたでも出来ますよ。

カンタンカンタン。楽しいねー。くるくるくる♪


味噌とみりんを溶く。


このレシピ冊子はすごくいいんだけど、全般的に味にパンチがちょっと少ない。

例えば・・・味噌を増やす、唐辛子を入れる、ニンニクを入れる、コチュジャンを入れる、ごま油で炒める・・・等々やってみちゃ、どぉ?

バター。


まあ、適当にやろう。

油を入れて焼く。


ちょっと焦げたらひっくり返す。


水を入れ、蓋して、弱火で蒸す。


さあ、調味料を準備しましょう。味噌、みりん、バターだ。


弱火ですよ。弱火。

そろそろ蒸せたかな?


全部調味料を入れましょう。


やや強火で、調味料を絡めるように炒める。


これだけだ。

白ごまと大葉を載せて、出来上がりだ。


ビールが合うね。

いやーー、これ、おいしいですね。


高齢者からおこちゃままで、楽しめる日本的なお味。

しかしお肉もがっつりだ。


おあじはいかがって、いい雑誌だよねー。
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