本日は米国製懐メロで、カーペンターズのClose To You♪
バート・バカラックとハル・デイヴィッドのゴールデン・コンビによる作品。
(動画開始から0:54のところ)
On the day that you were born
The angels got together
And decided to create a dream come true
So they sprinkled moon dust in your hair
And golden star light in your eyes of blue
メロディはいかにもバート・バカラックだし、ハル・デイヴィッドもよくまあこんな歌詞を書いたね。
ガイジンだよね(笑)。日本人には絵的に色彩的に眩し過ぎる歌詞だ。
話は変わる。
Bloombergによれば、米国の住宅市場では一旦売買契約書にサインしたものの、それをキャンセルする購入者が激増しているらしい。

いろいろ事情はあるだろうが、最大の理由は住宅ローン金利の急上昇だ。米国では今年に入ってから、長期・短期ともに金利がどんどん上昇している。インフレだし、米国中央銀行はそれを抑え込もうと政策金利を引き上げているからだ。
米国住宅ローン金利の中心をなす30年固定金利の水準もご覧のとおりである。

(フレディマック(代表的住宅ローン保証機関)のHPからダウンロードしたデータ)
ここまで金利が上昇すると、ローンを借りて住宅を買おうと思ったがいざ試算してみると、ローンの年間返済額があまりに大きかったなんて人も多いだろうし、契約したくても銀行側が信用リスクを考えてローン提供を断るケースも出てくるだろう。
インフレにより米国では消費者の支出に陰りが見られ、住宅販売も黄信号。しかし一方で先週発表された雇用統計では、労働者の雇用は依然すごく堅調であることが示された。本日(水曜日)日本時間で夜9:30(米国の同日朝8:30)に発表される消費者物価指数がどうなるかは大問題である。多くのエコノミストの予想を超えるような上昇になるのだろうか。そうなったら金利上昇が続いて景況がいきなりひどく悪化すると金融市場は予想して、ひどいことになりそうだ。
それでもダイナミックに変動する米国経済が羨ましい。失業率も物価指数も金利もちゃんと経済を反映して変動する。
日本の国債利回りなんて死んでしまったかのようだ(↓)。だらだらと0%近辺を彷徨うだけで、経済の変化に金利が反応するということが見られない。
早くもっと生産性を上げないと、ますます世界から置いて行かれる。この30年給与もろくに上がらず、落ちるばかりでいいところなしの日本経済。

目先の厳しいことも受け入れないと、今後良いこともないという基本的な経済原則を国民が覚悟しないと、きっと将来はない。いくら借金を積んでも、ゼロみたいな金利を続けても、その前に円安がもっと進んでそれが突破口になって急に金利が上がり出し、今度は莫大な借金が返せなくなる可能性がある。するといよいよ格下げだ。そうなると円安がさらに進むだろう。
日本はGDPのおよそ2倍の国債残高があるという、世界でもまれな借金大国だ。その借金の半分を、日銀が自らいくらでも作ることができるおカネを発行して吸収しているという異常な国だ。
話は変わるが、昨日の夕方、我が七里ガ浜住宅地のテニスコートで撮影をやってたよ。

コメディアンのタカ&トシふたりを相手にプロ・テニス・プレーヤーの杉山愛ちゃんがニコニコしながら余裕のプレー。
愛ちゃんって、相手を明るくさせてくれるいい人だねぇ💛
・・・で、それは置いておいて、またまたひるめしの問題。
豚肉千切りが入り、具沢山な辣油。老干媽 (LAOGANMA)というメーカーだ。

これとディチェコのスパゲティを使い、ナポリタンを作りましょう。
これ、かなり複雑なうま味がある辣油だよ。

横浜中華街でも、あるいは通販でも買えるよ。

サラダを作る。

シャウエッセンとピーマン。それに残りのタマネギ。

シャウエッセンはすごい。もう40年近くの間、ベストセラーだ。
スーパーでも売られているウインナー・ソーセージだが、発売当時稀だった羊の腸を使って、中はポーク100%で大ヒット。

切らずにそのまま茹でて食べるのがおいしいと日本ハムの人が言っていた。
しかしナポリタンの場合は、切らずにはいられない。

ピーマンやタマネギと同じような細長さにしましょう。

ニンニクはする。

パセリはみじん切り。

ケチャップやとんかつソースも用意する。

バターもね。

オリーブオイルにニンニクを入れて加熱、シャウエッセンを入れて炒めて、タマネギやピーマンを加えてさらに炒める。

タマネギに甘みが出るくらいまで炒めましょう。
炒めるのは、そろそろこれでいいかな。

油が飛ぶ、油が飛ぶ・・・とドガティ君が言う。

はいつくばって床を舐めるドガティ君。
バター、ケチャップ、それに、とんかつソース。

そこにこの具沢山の老干媽社製の辣油をたっぷり加える。

すごいよ。旨味がある辣油。

予てからナポリタンには辣油がいいと書いて来たが、ここまで本格的に使ったのは初めてだ。
スパゲティ・ナポリタン・アラビアータ中国風。

最後に胡椒。

パンチの効いたナポリタンだ。

この材料の中で食べるシャウエッセンって、すごくスモーキーに感じられるね。
さすがベストセラーの商品だと思う。

こちらもベストセラー。クラフトのパルメザン・チーズ。

英国のキャドバリーなんて菓子会社を飲み込んだクラフトも、今じゃあのケチャップのハインツと一緒になっていて、クラフト・ハインツ。ユニリーバに買収されるかと思ったがそうはならなかった。
今も消費者ブランド的には「クラフト」として知られるこのチーズ。

おいしいなぁ・・・。
タイトルは日本・中国・イタリア・・・だったが米国も参入してきたね。
ユニリーバが入っていれ英国もオランダも参入となるところだ。
各国が混じり合うグローバル・ナポリタン・スパゲティ。

で、シャウエッセン(↓)は日本ハムの製品です。

We love Japan💛
こちらは本日のナポリタンを側面から支え続けた中国製辣油。

老干媽ね。LAOGANMAと読んでね。
中はこんなのよ。辛いだけじゃない旨味がある。

皆さまもお使いください。
中国四千年の歴史あり。