8 Peaksの個性的な製品に合わせて料理のレシピを考えるシリーズだ。
本日はタツロー兄ぃで♪
山下達郎「RECIPE (レシピ )」 Edit Version
八ヶ岳西麓(長野県諏訪郡原村)に住むじょんさんが、ローカルなブルワリー8 Peaksのクラフト・ビールをたくさん送ってきてくれた。

その中に、私が飲んだことがないものがあった。
Garden Aleだ。

8 Peaksの小さな醸造所で、若き社長である斎藤由馬さんが丁寧に作ったビールたち。
Garden Aleって、さて、どんなもんでしょう?

高原でバーべキューを楽しみ、焼いた肉や野菜とともに楽しみたくなるようなビールらしい。

私が住む場所は高原ではない。海辺の街だ。しかもバーベキューなんてしないし(笑)。
しかしバーベキューに負けない料理を作って、このGarden Aleを楽しみましょう。
あれ? 一番下には、KEEP CALM AND CHILL OUTと書いてあるね。

「静かに、落ち着け」ってことなんだろうけど。
我が家の壁にもこれがあるよ。

「静かに、いつも通りに」ってなくらいだろうか。
生きて行くにあたって、大事な精神だ。
さて、バーベキューで炭火に焼かれた肉に勝るとも劣らないカンタン・レシピとは何か?
それは老抽王をつかった黒炒飯だ。

ニンニクを使いましょう。

これを擦る。

タマネギをみじん切り。

炒飯にタマネギとは珍しい。
ちょっと甘みを加えるためだ。
炒飯にはスープが必要だ。

細ネギを大量に小口切りする。

スパッと切ろう。よく研いだ包丁で。
こちらも細ネギだ。これはスープ用。

細ネギが大活躍する。
そして豚ひき肉。

二人分で150gほどだ。
調味料を混ぜる。
右から老抽王、醤油、砂糖、ブラックペパー。

ブレンドしておく。
あとで一気に入れる。
この老抽王に、優れた仕事をしてもらいましょう。

ここまで準備したら、ちょっと休憩。

それにしても蒸し暑い。
高原の涼し気なバーベキューに参加したいものだ。
しかし今日はそれに負けないシッカリした黒炒飯だよ。

これは妻が育てている豆苗。

切っても切っても生えて来るが、だんだん力がなくなり不均等な成長しかしなくなる。
いくらなんでも使いまわし過ぎやろ(笑)。
ブレンドした調味料は真っ黒。

炊き上げたごはんを広げて表面を乾かす。

炒飯に適したご飯に関しては諸説ある。
私は炊いてすぐのものを少し乾かしてから使う。しかし過去に炊いたごはんを冷凍庫で凍らせた状態のまま高熱の鉄板の上で使い始める人を見たことがある。炊き立ての熱くやわらかいご飯がいいという人もいる。冷やご飯がいいという人もいる。冷ご飯をレンジでチンしたのがいいという人もいる。何がベストなのか?
中華鍋で油を熱して、豚ひき肉を焦がすくらいに焼いて、タマネギのみじん切りを加えて炒め、さらにニンニクを加えて炒める。

このままあとのプロセスを変えたら、ボロネーゼが作れそうだ。
ドガティ君も真剣になってきた。「おとーさん、それ、ほしい」

一旦中華鍋から外へ出した。

タマゴを溶く

空っぽになった中華鍋に油を入れ加熱、そこにタマゴ、そしてご飯。
強火で加熱。
加熱加熱強火強火。
我振回中華鍋怒涛的調理。
戻中華鍋炒具材肉玉葱大蒜。

細ネギ小口切りを大量に加える。

炒めながら、すでにブレンドしてある調味料を降り注ぎ、ファイアー!!

結構な力が要るわ。
熱いわ、汗汗(;'∀')

予想通り、わずかに味が足りないので、これに頼りましょう。
香味ペーストをちょっと加える。

そして再びファイア―!!!!
白ごまを使いましょう。
完成だ。

これが黒炒飯。
もうパラパラですぜ。
パラパラのパラ!
おまけにしっかり味付けられている。

さて、8 PeaksのGarden Aleはどうだろうか。
うぉ~、このコク。

楽しみましょう。
こちら(↓)は8 Peaksのホームページだ。
このGarden Aleは、高原のバーベキューにもきっと合うでしょう。
しかし海辺の街の老抽王をつかった黒炒飯にもいいよ。

なんておいしいんでしょう。
黒いから醤油辛いわけじゃないからね。
老抽王は優しい味で、甘みすらあるのだ。ただ黒いだけ(笑)。
8 Peaksさん、じょんさん、どうもありがとうございます。

楽しいランチが終了だ。
みなさん、8Peaksをよろしくお願いしますね。