先週のことだ。
年末だということで、東京に出かけた。
明るい音楽と言えば・・・Mozart - Violin Concerto No. 4, K. 218 (1775) [Grumiaux]
山椒の葉が黄色いまままだ残っている。
匂ってみたが、さすがに香りはもうないね。
ナラの葉が真っ赤。
我が街唯一のラーメン店、Awanoutaへ。
店主さんといろいろ会話する。
お昼は11:30開店で、すぐに満席。
私のオーダーしたからあげがやって来た。
よく味が浸みておいしい。
定番七里BLACK。
ごくごく飲めるスープ。
ブレンドされた醤油。魚介のだしも。
麺がまたおいしい。
工業製品っぽい麺が出て来るお店も多いが、ここのはちゃう。
おいしいわあ。
お腹が膨れたら、お勘定。
そして私は東京へ向かう。
この日は陽射しが眩しかった。
キラキラと光っている。
波はない。とても静かな海面。
江ノ電七里ヶ浜駅へ向かう。
行合川河口だ。眩しいね。
江ノ電に乗り鎌倉駅へ。
鎌倉駅が終点で、そこで江ノ電を降りたらJRに乗り換える。
JR鎌倉駅ではホームの北端(東京・横浜方面)へ。
電車内はガラガラ。
いねむりして起きたら、東京駅。
都会だ。
何カ月ぶりだろう、東京は?
八重洲北口へ行ってみる。
あ、変わっている。陸路で外から東京入りした時の玄関口である東京駅東側の風景としては問題があると大昔から思っていた八重洲北口の前のビルが壊され、新しいのが建設中だ。
その風景に不満があったので、何度か私はここを撮影している。
これ(↓)が2013年に撮影した画像だ。土地が細分化され、細長いビルが高さもそろわずぐちゃぐちゃに建って、そこを色的にも安っぽい看板が覆って、全体的に無秩序。
日本って勝手に土地をどんどん分割することが許されるからねえ。
この①から⑥までのビルのうち、①と②、④と⑤が取り壊され、①と②がまだ空地のまま、④と⑤があった土地は合わされて大きな一つのビルとして工事中だ。
先の画像を再掲しておこう。以前よりは少し景観がよくなりそうだね(↓)。
稀で幸運な出来事だ。分割された土地にそれぞれ別の小さな建物が建ってしまったのに、その後それが元に戻ってより大きな建物ができるなんてことは。
土地の分割について、もっと政府は規制してほしいと思う。こんな無秩序を許す先進国もなかなかないと思うよ。
ラーメン横丁なんてのが出来てる。
みんな、うれしそうに食べているね(笑)。
私は七里ガ浜東ですでにラーメン食べて来たヨ。
日本一有名な東京駅下のデパ地下スポット。
インバウンドさんも日本人も喜びそうなお弁当が売られている。
価格帯はいろいろ。
おいしそうだね。
しばらくここを歩き回る。
そして八重洲地下街へ戻る。
SAC'S BARって昔からここにあるね。バッグを売る店だ。
ここでスーツケースを買い足す旅行者さんも多いんじゃないかな?
NHKキャラクターショップなんて以前は無かったと思う。
NHKのテレビ番組に関連したものが買えるようだ。
NHKもこんなビジネスをするのね。
早く民営化していただきたい。多くの番組、地方局、人員が整理されるはずだ。有料化してもいい。ただしブラタモリやプロジェクトXだけにしてね。その番組に限って受信料を払ってあげる。紅白歌合戦や大河ドラマも見たい人だけが金を払うシステムにしてね。私は見ないから(笑)。
東京駅下を抜けて八重洲側から丸の内側へ移動しましょう。
ここ(↓)を抜ける。
すぐに丸の内側だ(↓)。
こんな通りだけど、昔からあまり変わっていない。
東京メトロの大手町駅近くに来た。
昔から東京メトロでよく見る看板。
ロゴが古い。
この地下道への雨水の流入を防ぐ防水板格納函も昔からよく見る。
上に足や荷物を載せられたり、蹴とばされたりしてるんだろね。
ずいぶん汚れている。
「電車内では声の大きさに注意」とは珍しい。
あまり見ない注意喚起ポスター。
江ノ電の中にも貼り付けてほしい。
日本語や英語で書かず、某国の言葉だけで書くと効果的だと思うが(笑)。
ここ(↓)が面白いと私は41年以上前から思って来た。地下道が一旦下がるのだ。そしてまたすぐ地下道は上がる。
黄色い破線で囲んだものは何かご存じでしょうか? 今みたいなファサードの地下道になるはるか前からここにあった。
これがそのマーキュリー像。
私が社会人になった41年前にはここにあり、私はこれが何を意味しているのかわからなかった。
実際にはそれよりはるか前から存在するものらしい。
先に述べたとおり、この地下道は一旦下がる。
天井は低いので「頭上注意」の掲示がある。
その後すぐにまた上がる。
下の地図をご覧ください。
この地下通路は、東京メトロ東西線(左右に走るブルーの線)と並行してつくられている。
そして東西線は東京メトロ丸の内線(上下に走る赤い線)と黄色い破線で囲ったところで90度に交わる。ただし深さが違う。東西線が地下深く、丸の内線が浅い(地図では逆に見えるが)。
その破線で囲まれた中央部にあるのが地下通路の問題の部分だ。
丸の内線大手町駅は地下10.2mで、東西線大手町駅は地下18.4mである。深さに8mの差がある。
この一旦下がってすぐ上がる変な地下道は、丸の内線と東西線が交わるこの場所で、東西線と並行して東西線より高いところに設置されていて、その時東西線の8m上を東西線とほぼ直角に交差する丸の内線を避けて、そこだけ深く掘り下げてあるのだと思われる。
地下通路の低い天井のすぐ上を、丸の内線が走っているのだろうね。
やがて「OOTEMORI(大手森)」へ。
旧富士銀行本店とその西隣のビルを総合的に開発したようだ。
ここにこんなATMが出来た時は驚いた。
私が銀行に就職したころなら、こういうATM設置はきっと認められなかったね。
気持ちいいスペースだね。完成したのはいつだっけ?
最近来てなかったわ。
ケヤキが綺麗だ。まだまったく紅葉していないね。
さっきは大手森(OOTEMORI)で、今回は大手町の森だ。
名前の表示を統一して頂きたい。
名称問題はともかく、この森はいいね。鎌倉にもありそうな状態、植生。
エスカレーターで地上へ。
明るくていい。
植生からしてこんな具合だ。極めて自然に見える。
【つづく】
買ってました。構内のお弁当よりもはるかに美味しいです。大丸弁当人気ベスト10はとても参考になります。
図を見ながら2回読みました。
なるほどね!
よく気が付き、また調べましたね。
ただただ感心するばかりです。
土地や建物外観も政府がもっと規制をしても
よいのにと私も思います。
東京駅界隈、もう何年も行っていません。
大手町の森、ホッとする場所ですね。
ここは私にとっての不思議ポイント。
まず地下道の上がる下がる、そして
マーキュリー像。この2点が疑問で、
これはいったいなんなのだ?
と、そう最初に思ったのが1983年。
周りの先輩方も知らなかった。
そしてその後そんなことは忘れていて、
でも時々思い出す。
大したことない場所ですが、私にとっては
記憶に鮮明な面白い場所です。
東京駅の真ん前、直結のデパートが昔から
大丸であることの不思議。
それはさて置き、ここは今や日本の弁当の聖地
ともいえる場所になりましたね。ここでお弁当を
買い、新幹線や在来線特急に乗り込む人も
多いです。
うちまるさんがおっしゃるように、
駅構内よりも多くの美味しいお弁当が売られて
いて、歩いていて目移りします。
インバウンドさんたちも楽しそうに
えらんでいます。
私も買い物はしませんでしたが、
地下フロアをぐるぐる回ってお弁当を、チェック
しました。
この地下道のすぐ近くに就職して最初に配属され
変な地下道だなーーと思ったのが1983年の春。
もう40年以上前ですね。下がってすぐ上がる。
何のために?と思いますよね。地下道と地下鉄
が描いてある地図をよく見れば、その時その
地下道の構造の意味がわかったと思います。
しかし不思議に思いながらも、特にそれ以上
調べることはありませんでした。
今はインターネットで東京メトロ各線の深度の
違いも簡単に調べることができますし、
丸の内線は東西線よりかなり浅いことも
すぐわかります。スマホですぐにでも(笑)
もう一つはこのマーキュリー像。
これも当時、何だこりゃ?と思っていたもので
す。今回の画像のような説明は当時ありません
でした。ヘンテコリンなデザインだなーと。
これくらいならまだ分かりやすいのですが。
https://theancienthome.com/collections/hermes-sculptures/products/mercury-bust-sculpture
40年以上前の記憶がいろいろと蘇る楽しい
散歩でした。
東京駅から近接する地区への移動も苦手です
か? 私もですよ。私は昔から慣れてはいます
が、最近はあまり行かないので、そうすると
あちこちが工事され、どんどん変化しています。
えっ〜〜!
みたいな変化があってとても楽しい。
この日はサクサクあちこちを歩いて都内
中心部を楽しみました。
大手町に誕生した森はとても良いですね。
旧富士銀行本店とその隣のビルの再開発
で生まれています。斜面に植えられた木々の
種類、木と木の間隔、斜面に積もる落ち葉、
これらが鎌倉の山の中とそっくりな植生
です。ごく自然に見えるように作ってあるので
感心しました。
東京に行かれたら、この辺りを歩いてみて下さい。
その時みずほ銀行本店に用事があり行ったのですが、そこが大手の森だったようです。樹木がいろいろ植わっておりましたが、手入れが大変でしょう。みずほへは、記念に持っていた日本興業銀行のワリコーを換金に行ったのですが、昔は永代通りをはさんで反対側に同行本店が在りました。辺りの景観は様変わり。
引続き、おちゃさんの東京レポート続編楽しみにしています。
東京駅を東側に出たらこのいわゆるペンシルビル
の林立。超高層ならいいのですが、低いビル
が中途半端に高さの揃わず、しかもデザイン的に
美しくなく、安っぽい色の看板。。。
工事を見ていると、少しはよくなりそうですね。
ワリコーを持っておられた?!!
それは貴重なワリコーですね。
日本興業銀行はすでに存在せず、旧富士銀行
本店、現みずほ銀行でそれを換金なさった
のですね。
Frenchyさんを応対した職員はワリコーの
換金の仕方を知ってましたか?(笑)
職員によっては「ワリコーって何?」と言う
のではないですか?
興銀本店があった場所は土地が細長いです。
旧長銀の最後の本店の敷地も細長かった
です。細いビルに部屋を並べて、廊下を並べて
トイレを並べる。設計者は苦労したようです。
男性小用の便器は恐ろしく
奥行のないものが並んでいました(笑)
米国スタンダード社製の便器でした。
長期信用銀行の本店の敷地は細長い。でも
日本債券信用銀行本店はそうでは
なかったです。