我が家の新しいトイレはINAX社製。INAXは今やLIXILの1ブランドとなっている。もともとは伊奈製陶と呼ばれていた。
TOTOは独自に展開中。もともとは東洋陶器と呼ばれていて、それが短縮化されて東陶、つまりTOTOだね。
子どもの頃我が家のトイレに「Toyotoki」と書いてあった。ローマ字が読めるようになった私は「トヨトキって何?」と思ったものだ。
それが東洋陶器のことでのちにTOTOとなったことを私が知ったのはずいぶんあとの話である。
INAXには行ったことがない。しかしTOTO本社(北九市小倉区)には仕事でよく行った。
以前のトイレはTOTOの製品だった。
新しいINAXのトイレを使用し始めて何日か経ったので、以前のTOTOのトイレと比較してみよう。
以前のTOTOの便器と比べると新しいINAXの便器は少しコンパクトに感じる。
トイレに入ると、「あれっ?」っと思うくらい、小さいな。
前のトイレではセンサーが勝手に人の気配を判断して、人がトイレに入ると蓋が自動で開き、トイレ使用後に人が立ち上がると自動で便器内を洗浄し、蓋は自動で閉じていた。
今回のトイレはそれはない。蓋も手動、洗浄も手動の機種だ。したがって私は水を流すのを忘れ、蓋を閉め忘れる。そして私は妻に叱られる。
だって18年間、ずっと自動だったんですもの。何もしないで自動で水は流れ蓋は閉まり洗浄は終了。そのまま私はトイレを出ればよかったのだから。
習慣はなかなか変えられないものだ。
そこで妻は私向けに便所内に大きな貼り紙をし、「水を流せ」と警告するのだった。
これ(↓)なんてすごい。
紙の下の部分が、トイレ内洗面台の水栓(プッシュ式)のほとんどにかかっており(黄色い矢印が指し示すのが水栓だ)、水栓を押すにはその紙を意識しないといけない仕組みになっている。
ドアノブにまで紙がついている。
私は素直なので、妻に叱られると率直に謝る。
話はそれで終わらない。何度かそのやり取りが続いたあと、妻は「流し忘れたら1回300円徴収する」と言い出した。それが貯まったらまた自動洗浄のトイレに変更するらしい。すでに罰金を私は600円払っている。本当に私は素直だ。
妻の発想がすごい。人はいろいろだ。人生いろいろ。
小泉純一郎元首相が「人生いろいろ、会社もいろいろ、社員もいろいろです!」と国会で発言して当時の民主党に批判されたが、私も妻に批判されている。
動画開始から1:40後くらいがそれだ。待てない人はそこから視聴してね。
国会論戦ビデオハイライト 決算行政監視委員会(平成16年6月2日)
壁付けリモコンは以前と同様だが、これもかなりコンパクト。
節電モードなんてボタンがある。どう使えばいいのかよくわからん(笑)。
壁付けリモコンには、こんな機能ボタンがついている。
まだ全部を押してみたわけではない。
かわいいわぁ、新しいINAXのトイレ。
かわいいわぁ、新しいINAXのトイレ。
このカエルは以前から水洗タンクの上にあったもの。
妻のもので、私のものではない。
妻はホンモノのカエルを気持ち悪がるくせに、偽物のカエルは好きらしい。
今回の買い替えで、トイレって買えば高いのだということをよく認識した。そして一体型のトイレや高機能なトイレは厄介だということも学んだ。
そこで散々調べて安いものを選んだ。そして壊れにくそうなものを選んだ。合計13万円台で支払いが済んだのだから、かなり安い方かも。
妻はホンモノのカエルを気持ち悪がるくせに、偽物のカエルは好きらしい。
今回の買い替えで、トイレって買えば高いのだということをよく認識した。そして一体型のトイレや高機能なトイレは厄介だということも学んだ。
そこで散々調べて安いものを選んだ。そして壊れにくそうなものを選んだ。合計13万円台で支払いが済んだのだから、かなり安い方かも。
加えて新たに学んだことは、トイレは買うと高いことだけでなく、古いトイレを廃棄する料金、トイレを交換する作業料金が高くつくということである。そういう時代なのですねえ。環境問題を考えると、捨てるのが大変。
私が利用した通販企業の交換できるくんは古いトイレの処分料金がかなり安かった。
新旧トイレを比べると、便座の高さが異なる。新しいトイレは全体がコンパクトなのに、便座は高い。
私が利用した通販企業の交換できるくんは古いトイレの処分料金がかなり安かった。
新旧トイレを比べると、便座の高さが異なる。新しいトイレは全体がコンパクトなのに、便座は高い。
同じメーカーの製品でも製品ごとに便座の高さは異なるし、日本人の平均的身長の変化により、各メーカーが設計する便座の高さも変化して来たらしいが、一般的にTOTOよりもINAXのトイレの便座の方が少し高いようだ。
便座が高くなる理由は他にもあって、利用者のうち高齢者の割合が高くなっていることも関係しているらしい。
高齢者にとっては座ったり立ったりすることは大変で、便座が高い方がそれをするのが楽だというのが理由であるようだ。
新しいトイレは節水タイプなので、以前のトイレと比べると流れる水量が少ない。
ちょっと不安になるくらいだ(笑)。
しかも便器の中の形が変わっている。
不思議だねえ。
でも今のところ、困ったことはない。
大きな特徴としては、「ふちなし」便器であることが挙げられる。
洗浄する際に勢いよく出る水が外にこぼれることを避ける目的から、便器の最上部にはふちがあって、そのふちの下側が掃除しにくく不潔になりがち。
しかしこの便器ではそのふちがない。最近流行っているらしいよ。いわゆる「ふちなし」タイプね。お勧めです。
お掃除してみると、この良さがわかるよ。サッと拭ける。
トイレ交換の担当者さんって大変だろうねえ。便器、床、壁やそれらの接続部分、隙間あたりが汚なそうだ。男性トイレの飛沫問題ね。
男の人も座りましょう。私は長年座ってしております。その方が楽だし。座っても厳密には細かい飛沫が飛んでいるわけだが。
みんなの関心事、洗浄の強さ。
洗浄の強さを変えてみる。
最強にした時の水勢は、前のトイレの方が強かったかな。
しかし新しいトイレには、それとは別に「おしりターボ」なるボタンがあって、これがすごい。
おしりターボにすると「ブォ~」と音が出て水勢が一気に強まる。「うほほほほぉ~」と思わず声を出しそうになる。
そして私のお尻がきれいに拭きあがる。
快適です。交換できるくんにお世話になりました。