「家」 @ 鎌倉七里ガ浜 + 時々八ヶ岳

湘南七里ガ浜(七里ヶ浜とも)から発信。自分の生活をダラダラと書きとめるブログ。食べ物、飲み物、犬の話題が多い。

レンジローバー・イヴォーク 

2012-01-17 00:00:39 | クルマ
クルマとは何かと金がかかるものだ。



買うのに金がかかり、何年も乗ったら、売る時はほとんどその金は戻らない。場合によっては処理に金をとられたりもする。買う時にも、その後も持っているだけでも税金がかかる。自賠責保険や任意保険がかかり、車検がある。その費用たるやすさまじい。稀には故障もするし、ガソリン代も高い。駐車場を借りたら、すごい金がかかる。



せめて任意保険の保険料を下げようと努力してみた。サービスが良さそうで安いチューリッヒにしてみた。年間4万円ほどセーブ出来た。



そんなことをしながら、気になるクルマを横目でチェック! 間もなく、レンジローバー・イヴォークが日本でも発売される。しかしこれがあのレンジローバーか? 

音楽界のレンジローバー♪ カッコ良過ぎの兄ぃ。開始から40秒くらいでいきなり始まる、あのメロディ。



レイラァ~♪・・・を聴きながら:

●全長は4355mm、高さは1605mm。高さが1.6mですよ?! 我が家のエステート(ステーション・ワゴン)とほとんど変わらない。
 低くなったなぁ~。短いし。背の高いクルマに乗ることが厳しい時代だから仕方ない。
●オマケにボディ・カラーでルーフが塗り分けられてツートン。あのMINIみたいだ。
●真っ直ぐに尻上がりのライン。徐々に弱まりつつあった伝統のスクエアな感じは、消えた。
●全高に占めるウィンドウの高さの比率の小ささがなんともモダン。リアの視界は相当な狭さ。
●エンジンは2,000ccとレンジにしては極小。240馬力を叩きだすらしいが。



最近の傾向を凝縮し、その要素をレンジという名前のつくクルマに持ち込んで展開したところがすごい。レンジ史上最小のクルマが出来た。ベースはフリーランダーらしいけれど。

しかも、ご覧のとおり、3ドア・クーペも用意される。私、5ドアよりこっちがいい。



ここまで来ると今までのレンジとは別のクルマだな。しかしちょっと乗ってみたい。



営業戦略的にはBMWのX3のシリーズにぶつけるつもりなのだろう。イヴォークは車輛本体の国内販売価格帯が450万円くらいから始まる。価格的に対抗馬はX3なのかもしれないが、X3はもっと武骨なスタイリングだ。形からすると、X6(下の画像)の方が近い(尤もX6はかなり高額で上級車種は1,000万円を軽く超える)。



イヴォークの特徴の多くは、レンジのこれまでの一般的なイメージに逆らうようなものだ。当然ながら、レンジを至上のクルマとして来た人々からは、イヴォークについて様々な意見が出ているらしい。否定的なものも多い。今も一番左の丸目ライトが最高と考える人々が多いのだから当然だ。実は私もそうなのだけれど。



さらに、同社のディフェンダーに憧れる人もいるくらいだし。私もそうだ。数年前に公開された映画「Queen」でエリザベスII世に扮するヘレン・ミレンが颯爽とこれに乗る場面があった。



それでも、イヴォークは新しいレンジのひとつ。伝統のテイストをあちこちに散りばめながらも、新たなスタイルを確立していくのですねえ。とはいえ、私はどちらかと言うと懐古趣味。いまだにこういうクルマも作り続ける会社があることが好きである。モーガン4/4。



自動車業界も大変だ。3年ほど前まではフォードの傘下にあったジャガーとレンジ・ローバーは、今はインドのタタの傘下。それ以外のメジャーな英国ブランドも、現在すべて欧州か中東の資本傘下にある。因みにレンジ同様、フォードが持っていたスウェーデン・ブランドのボルボは今は中国資本だ。70年代あたりからおかしくなり、その後ブランドが本国を離れてあちこち漂いつつ、それでもそのブランドを独立して維持するあたり、英国ブランドはしたたかである。

では最後に米国で製作された動画をどうぞ。

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穂高の有限会社俵屋麹店の塩麹を使い豚ロースの漬け焼き@七里ガ浜自宅厨房 単純極まりないおいしさ♪

2012-01-16 06:36:16 | 食べ物・飲み物
こんなシンプルで美味いものはない。味噌漬け同様、塩麹づけの肉。



諏訪大社さんから頂いた新しい鹿食免もあるし。今年も広く肉食を楽しもう。



ほとんど言い訳のような勘文。



前回の記事でご紹介した穂高(現長野県安曇野市)の俵屋の塩麹。



こんな具合。そのまま舐めて酒が飲めそう。



西友七里ガ浜店で米国産格安豚ロースを買い・・・



塩麹を塗り込み・・・



冷蔵庫で1日だけ保管。それで十分。



翌日取りだす。



よく漬かっている。



麹を落とす。あとは焼くだけ。なんと簡単な。



コンロの魚焼き器で弱火で焼き続ける。魚焼き器がある方はそれで。炭火で網ももちろんオッケー!



ひっくり返す。



さらに弱火で焼く。



DANSKはキレイ。



出来た!!! うまいですよ。あっさり。豚肉の旨味が最大限に活きる。



オレも欲しい(目の真剣さが怖い)。

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K.K.H.(=コリアンで甲州的なほうとう)って、いったい何ズラ?@七里ガ浜自宅厨房  Bo Peep Bo Peep♪

2012-01-15 00:00:58 | 食べ物・飲み物
なんと!  Korean風味なKoshu(甲州)のHOTO(ほうとう)だ。これからはこれをK.K.H.!と呼ぼう。

K.K.H.! K.K.H.! 
お料理に限らず何でも、境界間際での異文化の接触が相互に刺激を与え、Something Newが生まれる(ほとんどこじつけ)。自分で勝手に、好きに作ってみよう。



ほうとう。甲州的なネーミングで「信玄武者ほうとう」。ご丁寧にも味噌つきズラ!! 甲州から信玄とほうとうを取ったら何も残らない(言い過ぎ)。それくらい甲州のほうとうはおいしい(かな?)。



実は外食でおいしいほうとうに出会うことが、かなり難しいと感じている。どうなっているのか私にはよくわからない、甲州のほうとう事情。しかしここまで普及している食べ物だ。自宅では甲州の皆さん、それぞれにほうとうをおいしく楽しんでいるのだろう。

まずストウブの鉄鍋を用意。カボチャを煮込んで溶かし込むのに便利。



ほうとうだろ? 知ってるよ・・・と言うなかれ。とってもコリアンなお味の変種ほうとうを作るズラに。

コリアンつながりでT-ARAの日本語バージョンをどうぞ。 Follow me, follow me お願い follow me ♪



お尻に生えた丸いシッポをぴくぴく振動させる腰の振り方を真似てみたが、どうやっても出来ない。あなた、出来ますか?
Bo Peep Bo Peep Bo Peep Bo Peep Bo Peep Bo Peep Bo Peep, Ah Ah♪

ご近所の西友七里ガ浜店へ出かけ、買って来たゴボウ、ニンジン、ナス。さらにキムチ。今回は余りものの白菜も追加。

● カボチャ以外の具材はなんでもいいが、キムチは必須。これなしでは成り立たない。KKHの中のひとつのKが成立しない。
● 一方山の料理である雰囲気を出すには、ゴボウも加えたい。今回は使ってないが大根や山芋なんかもいいと思う。
● Koreanと日本の汁モノに共通する要素としてゴマ油をたくさん使うが、そうなるとナスも欠かしたくない。



鍋に大量の水を入れ、前もって蒸したカボチャを煮込む。トロトロになるまで。こんな時、弱火で蓋を閉めたまま加熱するのが得意なストウブは便利だ。



途中で申し訳ないが、ついでに西友で私がした買いモノを紹介する。

***********************************************************************

すごく大ぶりなブリの切り身。ブリブリだ。富山県氷見のもの(照焼き用)。



西友では2切れで1450円だったものが、賞味期限間近で半額の725円。得した気分だ~。スグ食べよう! 



どんどん紹介しちゃう。これ、西友でひとビン990円!!! オドロキだ。Early Timesの史上最低価格?



信州から買って来た塩こうじ。



こんなものです。



さらに! 西友で買って来た安い豚ロース。



塩こうじ塗ったくって。



冷蔵庫で保存。ええだろぉ? 明日食べよう。



*************************************************************

話が横道にそれた。
さて、かなりカボチャが溶けて来た。ズタズタドロドロになるまで続けましょう。



カボチャの鍋の横で、中華鍋(あるいはフライパン)にたっぷりのゴマ油(あとでナスを入れるので、ナスが油を吸う)を熱し、ゴボウをよく炒め、キムチを炒める。



さらにコチュジャンをドバッと入れて、残り野菜を全部炒める。



するとこんな具合になる。これがほうとうの具材かしら??



カボチャがグダグダに溶け込んだら、中華鍋で炒めた野菜をカボチャの鍋(ストウブ)の中に全部入れて、煮込み続ける。さらに味をみながら、酒と味噌を入れ、中華鶏ガラだしを加えて行く。煮込みが続くので、水分が蒸発し味は徐々に濃くなる。だから最初はごく薄めにゆっくりと味つけて行こう。



ほうとうの麺を入れる。



ゴボウは強いので煮込むのは大変。ナスは煮込み過ぎると溶けてしまう。まあ、うまく調整しましょう。最後にまたゴマ油をちょろりん。



完成。テーブルへ。



皿にとって食べよう。



キムチの辛さ、ゴマ油の香り、溶け込んだカボチャの味。ゴボウの山の土の香り。コチュジャンの甘みや中華ダシや味噌に酒。K.K.H.は体が温まる。



どうでしょう、あなたも? K.K.H.! 勝手なやり方で楽しく料理。
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八ヶ岳西麓原村 2011年 - 2012年越年の滞在(8) エセ諏訪人はまるみつが心配になる + 宮坂商店 + 真澄

2012-01-13 00:01:08 | 八ヶ岳西麓の楽しい暮らし
帰り途。あの百貨店まるみつはどうなったかと諏訪中心部へ寄ってみる。寄ってみたからと言って、まるみつはとっくに閉店してしまったのだからどうしようもないわけだけれど。大きな白い壁もなんだか悲しい。

しかしひとつの大発見があった。この壁にとりつけられたSEIKOの時計。私はずっとデジタル時計だと思っていたが、違うのだった。



ズームで見てみよう(時間が経過しているが)。巨大なアナログ的仕掛けの時計なのだ。知らなかったぁ~、昔から見ていたのに。



さて・・・仕方がないので隣接ビルのスワプラザへ寄る。時々小さな変化はあるが、全体的には常に寂しいテナントの状態が続く。

しかしちょっと珍しい変化が1階に生じている。これか! 野菜工場なんですよ、ここ。昨年夏に導入されたもの。



ほらね!



結構大がかり。



うれしくなる光景です。お時間ある方、行ってみて。



続いて諏訪市中心部をウロウロする。



また、来てしまったなあ、麺屋宮坂商店。諏訪のラーメンと言えばハルピンかもしれない。でもたまには皆さん、これも食べましょう。こちらは宮坂商店の支店で、上諏訪駅前店。本店は下諏訪の湖岸通りにある。



この店も本店ほどではないものの、なかなか楽しい佇まいだ。



名物「ぎょってりラーメン」。白濁のとろーりとした濃いトンコツ・スープだけど、ダシが強烈に魚ダシなのだ。これもまたとても個性的なラーメン。替玉も出来るので、お腹いっぱいになれる。替玉までやって合計850円。



さらにスタコラ・スタコラ。お馴染み真澄へ。



いい眺めだねえ。



ここは諏訪市元町の交差点前。



交通の要所にある。



それゆえ、一昨年、クルマがこちらの蔵元ショップに突っ込んだ。だから今も新築工事中。ずっと工事中。国道に面していて、大型重機を停車し続けることが難しく、工事に日数がかかっているそうな。



臨時店舗は奥。



右手に松の間が解放されているのでちょっと覗く。



これがその松。樹齢300年。名家の銘木。世話するだけでも大変な手間とコスト。



松の間に入り、松を眺める。



隣では蔵元ショップのセラ真澄の建築が進む。あとちょっと。春には開店予定だと、今回聞いた。良かったなあ。



あらばしりを「真澄ヌーヴォー」と呼ぶらしい。真澄は商売上手。



さらに周囲を散歩。とおりがかりに寺を発見。



教念寺というらしい。その名前に記憶があるのだが、どういうきっかけで聞いた名前だったかを思い出せない。



立派な松のある立派なお寺だ。なぜこの名前が自分の記憶にあるのか、どーーーしても思い出せない。Googleでいろいろキーワードを入れて調べてみたら、わかった!



自分のブログで1年ほど前に私はマブダチyannさんと教念寺について会話しているじゃないか。ここ教念寺は、yannさんと係わりの深いお寺だったのだ! 謎が解けてスッキリ。立派な塀の横を通り、諏訪中心部の散歩も終わる。



さあ、帰りましょう、鎌倉へ!

・・・自宅に到着。自宅のワイン棚。



真澄の蔵元ショップ(臨時店舗)で買った酒屋の前掛けをつけてみた。山荘にも同じモノがあるのだけれど、自宅用にもひとつ。



妻には不評。ワイン棚には似合わないと。そうかなぁ~、気に入ってるんだけどな。
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八ヶ岳西麓原村 2011年 - 2012年越年の滞在(7) 滞在がまもなく終わってしまう   水抜作業

2012-01-11 08:46:42 | 八ヶ岳西麓の楽しい暮らし
茶々之介さん、鎌倉へ帰る時が近付いてますよ。



聖子ちゃん聴いて、クルマぶっ飛ばして。



天使のウインクをどうぞ♪ 中央道をぶっ飛ばして上る人にお勧め
それが君ぃ~とのぉ~♪ 約束だからぁ~♪



山荘から帰る時に面倒なのは、水抜きである。

この1年ほどの間に、4つある凍結防止用の元水栓のうち2つが壊れた。凍結深度(我が山荘で地下1.6mほど)以上の深みに埋もれた栓を、地上から力をかけてグイグイ開け閉めするのだから、長い間には壊れて当然だ。



我が山荘の元水栓は4箇所に分かれている。たまには凍結事故(水道管を暖める機能が壊れるか、寒冷な時期にその機能を使わずに水道管に水を入れることにより、水道管の中で水が凍結し、水道管が破裂すること)もあるかもしれない。。

しかし最もありがちなのは、私の山荘のように元水栓の寿命が来ることだ。どれかが壊れても、他のどれかが使えるように複数に分けて元水栓を設置しておく必要がある。



簡単かつコストが安いからと言って、これを元水栓1つだけなんて工事をすると、いざという時に水がまったく使えないリスクが残る。トイレも台所も風呂もダメになる。別荘の場合、それはかなり悲惨だ。意外とそういう別荘が多いらしいが。



元水栓を複数作ることでそのリスクは減らせるが、その場合水道管の合計距離が増え、その凍結を防止するための熱装置利用の電気代が高くつくことになる。しかしそれにはまた対応策として節電グッズがあり、電気代を相当程度節約出来る。



今回から置き方を変更したキッチンのゴミ捨て場。



冷蔵庫には食べ物を詰め込んで冬ごもりした。



キッチンがほとんどリビング・ルームと化す。



小さなキッチンではあるが。



パスタは簡単でいい。



煮モノも簡単でいい。



高天飲みながら。



煮モノ時は、結露防止に窓を開けて。



ベルグのパン食べて。



ビーフシチュー作って。



オレもご飯。



八ヶ岳西麓原村も夕方に。西方、アルプスに日が沈む。



寂しい情景。来る人が少ない別荘地。

半月が・・・。



夜になる。



さあ、お名残り惜しいが早目に寝て、夜が明けたら、水抜きしてさっさと帰りましょうね。



荷物の用意・・・でも、ちょっと今回は帰り途に立ち寄りした。エセ諏訪人は諏訪の中心部へ。

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八ヶ岳西麓原村 2011年 - 2012年越年の滞在(6) 薪と格闘し、暖かさを得る

2012-01-10 00:05:46 | 八ヶ岳西麓の楽しい暮らし
「あら、もう薪がないわ、これじゃ暖かく新年が過ごせないわ」と妻が言う。



確かにそうだ。



斧を引っ張り出して来る。



ふたつの斧を引っ張り出して来たが、結局薪割り作業全てをマジック・アックスで片付けてしまう。全体で6kg近くあるので、破壊力は抜群だ。これを正確に振りまわすパワーがある人ならば、刃先を「薪材の割りたい場所にあてるように」ちょんと降り下ろすだけで、クセがあったり放置しすぎて固くなったりしたやっかいな薪材もパコンッ!と割れるだろう。

斧の破壊力の違いの前には、2.5kg程度の普通の刃をつけた斧仕事の細かい技術論や刃自体の繊細な優劣など、ほとんど無意味になる。破壊力のある方が圧倒的に勝ちだ。斧仕事を始めるなら年齢が若いほどよい。体力があるうちに破壊力のある斧(=マジック・アックスのように重くて、かつ、幅広な刃が薪材を引き裂くような斧)に馴れておけばよい。あとはいつまでも体がついて来てくれる。しかし若くなくなってから、6kgをいきなり振りまわすのは無理だ。



最近の若い皆さん! 家やクルマなんて興味のない方も、是非山麓遊びの楽しみを経験しませんか? 始めるのは早いほどいいですよ。金なんてかけなくても、いろいろに楽しめる。

ワンコの散歩用グローブはこちらでも活躍。雪混じりの薪割りは、濡れて、斧を振る時に手が滑るところがこのゴムは大丈夫。



途中永住者の皆さんが山荘の前を通過するのでちょっと立ち話。「お宅のクルマ、FR? よくそれで、雪の時ここまで来るよね。」と質問を受ける。違うんだなぁ~、4WDなんだ。そう言うと、たいてい驚かれる。意外らしい。また別の方は、「永住になると1日薪ストーブ焚きっ放しなので、すごい量の灰が出る。敷地内のどこに捨てようかといつも困ってるんだ」とおっしゃる。土地柄の立ち話。生活のヒントも多い。

玄関脇に薪を積む。



これでしばらくは大丈夫。



薪割りをする時には暑くなるので防寒具は不要。抜けるような空が楽しめる、恐ろしく寒い冬の日もセーター姿で問題なし。

カラマツも幹が乾燥してバリバリだ。



シラカバもバリバリ。



側溝の水は凍りっ放し。



山麓の別荘地では側溝はシッカリ作られていないと用をなさない。土地を開発しておいて、これがなければ、表面の土は徐々に流れることになる。

もうカチンコチン。凍結で道路や側溝が痛めつけられる。



おおみそか。作業が終わり、冷えたチューハイがうまい。午後に入ってから朝刊を読む。スローな毎日。



ストーブ着火。妻は最近ストーブ着火係を自認し(かなり得意気に見える)、いかに燃料を浪費せず、かついかに手際良く着火させるかを念頭に、着火作業に邁進している。



適温になり、屋内はヌクヌク。



年の変わり目らしく、天皇制について学ぶ。



濡れたものはすぐ乾く。



暖かさというものは有難いものだ。

DVDを見る。噂のモーガン夫妻。私はヒュー・グラントが好きなのである。



おおみそかの夜が深まり、紅白歌合戦の聖子ちゃんとその娘サヤカの時間、ちょっとのぞく。



元旦には、芸能人格付けチェックを見る。Gacktという人はスゴイ。モノを見る目が広範囲な分野にわたり備わっている。金があるからと言って、それが出来るわけでないことは他の芸能人を見ていたらわかる。あれがやらせでないのなら、やはりGacktの鑑識眼(舌、耳)が秀逸なのだろう。



何者なんだろ?



暖かい夜を過ごしても、明朝の屋内はまた寒々。12~13度まで下がるのだ。



「オレは階段が好き」

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八ヶ岳西麓原村 2011年 - 2012年越年の滞在(5) エセ諏訪人は暮れも正月もシンマイを耽読する@キッチン

2012-01-08 00:59:05 | 八ヶ岳西麓の楽しい暮らし
別荘地の管理センターは大みそかも元日もお仕事。9:00amから業務時間。



建物が2棟ある。



除雪車は常に控える。しかし雪がないので出番がない。まあ、降る時はいきなりドカッと降る。まさかの時はこれがないと、我々は自分の山荘に辿りつけない。だから除雪車は八ヶ岳山麓の別荘地では必需品。



管理センターのお仕事のひとつに、これがある。別荘オーナーへの新聞の販売と取り置きである。事前に申し込んでおくと、必ず取り置きしておいてくれる。



大みそかの信濃毎日新聞。110円也。「シンマイ」と呼ぼう。我が山荘から管理センターまで2.7km。往復で5.4km。標高差は200mほどある。クルマで来て、管理センターに入って職員さんに挨拶し、「シンマイの取り置きをお願いしたおちゃです」と名乗り、シンマイ持ってクルマで帰る。



信州における情報収集はシンマイで! 2011年は大変な年だった。株なんて買わなくて良かった。皆、エライ目に合いながら買い下がっている。それで平均簿価は下がるだろうが、この先それを取り戻すのは容易ではない。でも実は2012年は、恐ろしく久しぶりに株式投信を買おうと思っている。



ユーロがスゴイ。どうしましょ。安過ぎる今、欧州大陸でお買い物したい。



スマホがあれば、原村の小さなキッチンでも、外で薪割りをしている時でも自分のブログが見られる。見る必要があるのか?という意見もあろうけれど。大みそかはユニクロのヒートテックの記事だった。



翌日は元日。2012年である! 元日の新聞(↓)は大変だ!!!



恐ろしく分厚いシンマイに、恐ろしい数の折り込み広告が挟みこまれている。特別で120円也。

クルマに積んで帰る。オギノ(スーパー)や綿半(スーパー&ホームセンター)の広告を調べる。綿半は魚が充実しているらしい。行ったことがないのだが。「魚買うなら角上なんて行かなくてもいい」という人もいる。私は角上すら最近行ってないが。



山荘に戻ると10:00amくらい。

さてキッチンで新聞。カレーつくりながら。



元日の記事はご覧のとおり。









岡谷のお酒、高天を飲みながら。それをカレーに入れたりして。





今年、下諏訪町は選挙だ。



どんどんうまそうになって来るカレー。カレーってヒマな調理なので、新聞がよく読めるし、お酒も飲める。



おっこと亭、知ってますか? 巨大な蕎麦屋です。都会から観光バスがどんどんやって来る。



甲信越地方はTPP反対派が多いらしい。まあ、そうだろうなあ。



消費増税反対が多いとある。まあ、そうだろうなあ。



「その前にやること(=公務員の人件費削減、議員の定数削減)があるだろう!」という意見が多い、とシンマイに書いてある。それもまたその通り。そもそもそれがマニフェストだった。

ええ加減にせぇよ、お前ら! わしら働く納税者は怒ってるんだぞ!
怒る納税者決起集会のようなコンサートがこれ。



【Youtube開始から1:02 働く納税者の叫び!】
今からぁ~いぃっしょにぃ~これからぁ~いぃっしょにぃ~殴りにぃ~行こうかぁ~♪

いつも税金を取りやすいところから取ろうとするからねえ。一方、税金がちゃんと取られてない所がたくさんあるからなあ、不公平だなあ、と思う。このジェームズ・スキナー氏に直接会って話をしたことが一度あるが、かなりアヤシイ人だ。でもこの著書は面白そう。最近ヒット中! 日本には優遇されている人がいて、税金をあまり取られていない人がいて、税金で食べてる人がいっぱいいて、どんどん税金を取られる人がたくさんいる。公務員の人件費総額をGDPの一定比率に収めることに賛成である。



今のレベルから、彼ら公務員の数を減らすか給与水準を激減させるか、どちらでもよいが。

同じくちょっとアヤシイ森永卓郎氏が言うように、いつも議論にすらならない「相続税100%」も検討してはどうか? 私がどじょう首相なら「夫婦間はゼロ%、親子間は100%」を提案する。生計を一にするべきである夫婦で、片一方が死んで残りが相続税払うのはおかしいと思う。しかし親子間相続税100%は強烈な反対が出るだろうなあ・・・、いろいろ反対理由が考え出されるだろうなあ・・・。仮にそれが出来ても、結局抜け道だらけになるだろうなあ。皆、相続したい人、させたい人ばかりだから。独力で生きろよ、と思う。

で、結局、消費税の上げは経済的にも不可避なのではないか・・・とも思う。



なんて言っているうちにビーフ・カレーがかなりいい感じになって来て、キッチンのコンロから薪ストーブの上に鍋を移動。煮詰まらないよう、ちょっと脇に置いておく。



かなりうまいよ。ルーを使えば、誰でも、新聞読みながらでも、酒飲みながらでも、居眠りしながらでも作れますが・・・。



便利な世の中だ。スマホで世界中の元日の様子が。



元日の昼からカレーかい! という声が聞こえそうだ。 そうです。正月らしかったのは元日の朝だけ。



橙がなかったので、代わりにでっかいミカンが餅の上にのっている。
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八ヶ岳西麓原村 2011年 - 2012年越年の滞在(4) ジビエな諏訪大社・鹿食免 / ラーメン ハルピン

2012-01-06 06:20:09 | 八ヶ岳西麓の楽しい暮らし
鹿食免。1年前にとってもジビエな諏訪大社から頂いたものだ。「かじきめん」と読む。「しかくいめん」じゃないよ。それが何であるかを知らない人は、ネットで調べてもらいたい。これを持てば(鹿)肉をガンガン食べてオッケー(?)という有難いお許しである。



他にも無病息災。



交通安全。



諏訪大社さんの過去1年間のご加護、有難や有難や。

寒く暗い時期、人々は内向的になり、思索を深める。私もどんどん考え込む。ヒゲも剃らないので、もうボウボウ。そんな時にコレ。マのソロ。コダーイ。因みにこのCDジャケットが置いてあるのは、薪ストーブ設置場所のレンガの上だ。





諏訪大社上社がもつ荒々しくも神々しいイメージとコダーイ♪

さあさあ諏訪大社(上社本宮)さんへ、より新しくより強いご加護を受けに行きましょう。



古いお札はこちらへお返しする。



これが一昨年の御柱祭の時の本宮No.1の柱。



ここへ来るたび思うのだけど、この竜、いいなぁ。顔や腕の造作が見事だ。自宅の門柱に取り付けたい。



そう思いませんか? 表面を白っぽく塗れば、ノートルダム寺院の壁に取り付けても大きな違和感なし。



あった、あった。鹿食免。諏訪大社はとってもジビエ。



昨年はよく鹿肉食べたものねえ・・・。
こちらで新しい鹿食免も他のお守りも頂けますよ。



新しい鹿食免を持ちかえった。



中はこんなの。お箸つきである。

有難や、有難や。



これで今年も無事故。たぶん。



諏訪地方の銘酒がずらり。これを見ているうちに高天(岡谷市)が久しぶりに飲みたくなった。



本格的にクルマごと乗りこむご家族も。クルマは扉を全開。なんとボンネットも開けるのね。エンジン部分も含め、すべてを諏訪大社さんにお見せして。ボディはピカピカだ。



さて諏訪大社はこれで終わり。

上社本宮の参道をまっすぐ行くと自然に行きついてしまうラーメン店がある。諏訪の名店ハルピン本店へ。私はここに10数年通いづめだ。ネガティブな方向への変化があったのは、都内に姉妹店が出来て、その後スグに閉店したことくらいか。それを除くと、全体的にどんどん発展している。下諏訪にも店が出来たし、かつてはシンプル過ぎたメニューが少しだけ多様化し、ビジネス的な模索が続いているように見える。ファンとしてはこうした変化はヒヤヒヤものだ。私にとっては昔の状態で十分だが、新たな変化はお店の経営上必要なことなのであろうし。

店内は酒なし、カウンターのみ、禁煙。ご覧の画像はニンニク・ラーメン大盛り(タマゴを別途オーダーしている)。私はこればかりである。



さらに最近はこれが出来た。



安曇野のある会社が、いくつかの信州のラーメン名店のメニューを自宅で楽しむことを可能にした。「常温で長期保存可能」という条件下、さてどこまでその味を正確に出せるだろうか。残念ながらニンニク・ラーメンは製品化されていない。これは店の名前を冠したハルピン・ラーメンである。



近いうちに自宅で味わってみよう。
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八ヶ岳西麓原村 2011年 - 2012年越年の滞在(3) 外は寒いので出来れば室内で静かにしていたいのに・・・

2012-01-05 00:00:08 | 八ヶ岳西麓の楽しい暮らし
この画像が、我々の今回の山荘滞在期間中の八ヶ岳西麓のお天気を物語る。寒いけれど、晴れ。雪がたっぷりあるのは上の方だけだ。ど真ん中が八ヶ岳の主峰のひとつ、阿弥陀岳。その西(画像では手前)に広がるのが原村。我々の山荘はそこにある。山荘が建ちそうな麓の平らなところに雪は見えないでしょ?



ある日、夜中にちょっとだけ雪が降った。まあ、たいしたことないのだけれど。



山荘前の道路はこんなの。寂しい景色だ。この地域にとってのハイ・シーズンなのだが、周囲に人がいない。皆さーーん! 原村に来ませんか???



寒い冬は、出来ることなら山荘内でじっとしていたい。ところがそれでは退屈だという者もいる。やっかいなヤツだ。



リンダ・ロンシュタット姉さんも歌う。



Baby, You're No Good♪ 本当にやっかいなワンコ。



仕方がないので、モンベルのかなり分厚いパーカーに身を包む。極寒の地もこれなら問題なし。ここでは10年ほどこれを利用。鎌倉では暑くて着ていられない代物である。



フリースのキャップとマフラー。モンベルづくしだ。信頼出来るメーカーだ。



最近はこのグローブのお世話になっている。軍手みたいな生地(ただし普通の軍手に比較するとかなり分厚く、伸縮性に富む)に、ゴムをべったりと塗り付けた格安の製品。A-Coop原村店でも買える(農業用で類似する製品があるが、あれはちょっと弱い。また防寒という意味では役に立たない)。



どこのメーカーが記録するのを忘れた。グローブをして外出した時の不便の一つに犬の糞を取り上げるためのビニール袋が、グローブをしたままではうまく使えないということがある。ところがこれなら問題なし。摩擦係数の高いベタッとしたゴムなので、素手以上ににビニール袋をうまくグリップ出来る。

さらに手足のひび、あかぎれ防止のためにアロエ・クリームを。滞在中左足踵の表皮にひびが入った。お肌を大切に。



これをべったり塗れば完璧。



そんなことをしていると待ちくたびれるワンコ。

さて、行きましょうか、つまらない寂しい散歩。



茶々之介さん、あなた楽しいですか? こんなとこ散歩している人、誰もいませんけどねぇ。



遠く、車山高原や霧ケ峰方面も見えたが、雪がまったくないように見受けられた。



別荘地内の日陰部分は多少雪も残っている。



ゴム長は不要。



「こんな散歩だけでは不満だ、もっと本格的運動がしたい!」という彼の要望をかなえるべく、こちらにわざわざクルマでやって来た。払沢農業広場。山荘から往復距離で15kmほど。ガソリン代が妙にかかるワンコの運動である。いつもワンコの運動でごやっかいになっている八ヶ岳中央農業実践大学校(通称「農場」)の広大な広場は、鹿の糞がやたら落ちていたのだ。冬季はその傾向がある。あのあたり、夜中は鹿がウヨウヨしているからねえ・・・。というわけで、今回の滞在中は毎日夕方、ここで茶々之介君を運動させた。

かーちゃん、早くボール投げて。



やっほーーい!



こんなことを何十回もやる。寒い季節、彼は疲れを知らない。



彼が「疲れたからイヤだ!」と言ってくれたら、撤収。帰りましょう、山荘へ。

飲みましょう、お酒。



黒っぽい酒だ。なかなかおいしい。



ストーブで暖めたおでんをつまみながら、軽く夕食。

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八ヶ岳西麓原村 2011年 - 2012年越年の滞在(2) turk社(ドイツ)の鉄鍋でサクラ肉(馬肉)のすき焼

2012-01-03 14:58:01 | 八ヶ岳西麓の楽しい暮らし
この古臭いロゴマークはどこの会社のでしょう?



本日はカッコイイ兄貴の歌で♪ これ、寒く寂しい山荘に合う。アンプラグドで代表曲を。





お出掛け。turk社の鉄鍋を買いに行く。



原村の有名店に出かける。このお店、薪ストーブから雑貨まで男っぽいものが揃うので面白い。
この看板、カッコいいと思いませんか? どこか少々北欧的テイスト。



買って来たのがコレ。鉄製フライパンを作るturk社(ドイツ)の安めの鍋。鉄の塊を溶かして打って作るこの会社のフライパンは、「クラシック」シリーズと呼ばれるものだと2~3万円はする。しかし同じturk社の製品でもコレは安い。商品番号TU66628で販売価格5,400円。直径28cmだ。



使用についての注意書きがある。



これも伊那市のファイヤーサイド社が輸入したものらしい。ファイヤーサイド社とは、日本におけるヴァーモント・キャスティングズ社の製品の輸入代理店である。我が家の薪ストーブもこのヴァーモント・キャスティングズ社のものだ。



さて、その注意書きに従い、まずは利用前の加熱。



植物油を入れて熱する。



「野菜くずを入れて焼け」とある。適当なものがまったくなかったので、長ネギの青い部分を使う。



完成。さて、今日はこれですき焼。



卵を用意。酒も用意、飲んで、かつすき焼に使う。金沢のお酒だ。



野菜を用意。



七味を新しく買った。八幡屋礒五郎だ。この缶、最近細部が変わった。どこが変わったか?わかりますか?残念ながらこの画像では見えない部分だ。



蒸し野菜をサラダとして。



ドン!と馬肉ロース、薄切り。信州っぽいすき焼。



肉を焼いて。我が家では、すき焼は妻の係。私はこれ作るの、苦手だ。



あとはもう普通に。皆さんご存じのとおり。



どんどん食べる。



どんどん足す。腹いっぱいだ。



turk社の鉄鍋はメンテも大事。よく熱して水を飛ばして油を塗って収納。やっかいな鍋である。



う~~~ん、すき焼、欲しかった。食べたかった。もらえなかった。



turk社のHPはこちら: http://www.turk-metall.de/cms/
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