2012年 大恐慌に沈む世界 甦る日本 | |
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徳間書店 |
三橋貴明氏の最新刊である。タイトルの割に内容はほぼすべてマクロ経済である。経済学を勉強した人でないとちょっと難しい。
主な内容は、米国はデフレ化という日本病へ、崩壊に向かうユーロの未来、中国経済は国際金融のトリレンマ、そして最後の希望は日本。
消費税が議論されてるが、増税すると来年は確実に不況がどん底になる。それを救うのは経済成長以外にないんだが、20年以上もデフレが続くと、それが当たり前になって、成長なんかもうしない、と思う人がつ増えてくる。
その対策は、三橋氏のいう、公共事業の増加なんだが、これ以上財政が悪化することを許す雰囲気は果たして、日本にあるのかな・・実は国債が増えても平気なんだが・・